
投資初心者として2022年4月から普通の40代サラリーマンが投資を始めました。そんな2022年の投資について総括していこうと思います。始めた投資は つみたてNISAで投資信託・特定口座で日本高配当ETF・単元未満株(S株)で日本高配当株の3つで、今回はS株(単元未満株)について総括します。
私個人が調べた内容や個人の感想のため正確性に欠ける可能性があります。投資を始める際には当サイトの内容をうのみにせず、ご自身で調べ直すようにお願いします。
【2022年総括:S株(単元未満株)】投資初心者が2022年4月から始めた投資の総括

- 投資信託:つみたてNISA(総額 280,000円)
- 日本高配当ETF:特定口座(総額 45,359円 15株保有)
- 日本高配当株:単元未満株(S株)(総額 120,682円 94株保有)
普通の40代サラリーマンが2022年4月から始めた今年8か月の投資内容について、投資方法ごとにまとめていきます。
今回は つみたてNISAの積立設定が完了後に、興味を持ち始めた高配当投資の「S株(単元未満株)」について今年を総括していきます。
S株(単元未満株)で日本の個別株をスタート

- 単元未満の取引のためSBI証券を新規開設
- 2022年8月から個別株を開始
- 2022年12月末で18銘柄の94株を購入
私が高配当投資に興味を持ったのは つみたてNISA の積み立て開始が設定完了から約1か月後となっていたため、他の投資について色々と調べていたところで「高配当投資」を知ったのがきっかけです。
投資初心者でも可能な高配当投資の詳細についてはこちらになります▼
高配当投資で個別株を始めた理由

つみたてNISA はインデックス投資がメインで一度設定すると、PCやスマホで数字を見る程度しかすることがなく、投資の実感がなかったので「配当金・分配金」を年数回受け取れる高配当投資を検討しました。
高配当の投資先としては日本と米国があり米国の方が魅力的でしたが、為替相場が円安へ急激に動き始めたタイミングだったため、日本を投資先として決めました。
つみたてNISAを始めた楽天証券では、単元未満株での個別株が取引きできなかったことで、単元未満で取引が可能なSBI証券のS株を利用することに決め、SBI証券での証券口座を新しく開設することにしました。
投資初心者でも始められる個別株投資を解説したページはこちらになります▼
単元未満で取引できるS株

日本では株式の売買を行う証券取引所で売買単位を100株単位(単元)に統一しています。
個別株投資を始めるには、どうしてもまとまったお金が必要となってしまうため、証券会社が単元に満たない株数での投資が行えるよう単元未満で株式を購入できるサービスを提供しています。
通常の個別株投資と比べると手数料が割高になりやすい傾向にあります。
また、単元未満株ではリアルタイムの取引が出来ない場合が多いです。
証券会社によって単元未満株を購入できるサービスがいくつかある中で私はSBI証券のS株を選んでいます。
単元未満株での証券会社や銘柄選びのポイントを解説したページはこちらになります▼
高配当目的のマイルールで個別株を選ぶ

沢山ある上場された銘柄の中から高配当で安定した銘柄を初心者が選び抜くのは大変です。
そこで、見分けるためのポイントを絞り粗くても自分のルールを決めることが大切です。
私が上げたポイントは「配当利回り」「利益の推移」「1株当たりの利益(EPS)」「配当性向」の4つになります。
それぞれの購入しても良い数値を〇%以上などルールを決めてルールに合った場合に、なぜルールに適合する価格になったのか(株価が下がった・配当金が上がったなど)や手元の資金を考えながら購入するかもう少し待つかを検討しています。

投資を始めたばかりの頃はどうしても購入欲が勝ってしまいますが、マイルールを決めることで本当に購入して良いのかを一度考えることが出来て、購入すると決めればルールをブラシュアップしていければよいと思います。
S株(単元未満株) 2022年 評価損益

- 取得総額:120,682円
- 購入銘柄:18銘柄 94株
- 評価損益:6,314円(+5.23%)
- 配当・分配金:1,581円(税引前) 1,271円(税引後)
高配当投資は「配当・分配金」が目的で株価の値上がりによる含み損益は、おまけ程度で考えています。
高配当の個別株やETFは、配当・分配の権利が確定すると売られ下がる傾向にあるため、評価額での判断より配当利回りで判断する必要があります。
2022年S株(単元未満株)の評価損益は?

2022年12月末時点の評価損益としては「取得総額:120,682円」「評価損益:6,314円(+5.23%)」「配当・分配金:1,581円(税引後 1,271円)」になっています。
個別株では購入してもすぐに配当金が貰えるわけではなく、配当が貰える権利が確定するタイミングがあり、権利が確定してから実際に配当が支払われるまで数か月かかります。
また、各銘柄ごとに配当される回数や配当月が異なりますが、多くの日本企業は中間決算月と本決算月に権利が確定して、3か月後に配当金が支払われるパターンが多いです。
日本では多くの銘柄が、決算月の中間決算が9月末(4月~9月の業績)で本決算3月末(4月~翌年3月の業績)が権利確定月となっています。
高配当投資でも日々の価格は気になってしまいますが、しっかりと高配当投資の目的である「配当・分配金」に対する配当利回りや業績などを中心に選んで行ければと思います。

高配当投資でも分散投資は重要で、色々な業種に分散させた方が安定した配当が得られます。ですが個人が個別株で分散のきいた高配当投資を行うには資金が足りませんので、私は日本高配当高配当ETFも活用して分散の効いた高配当投資が進められればと考えています。
まとめ

- 高配当株では評価額より配当利回りと業績を重視
- 配当・分配金の利用方法は自由(再投資・生活費など)
- 安定した配当を得るには分散が必要
- 経費が掛からない個別株と分散の効いたETFでバランスよく投資
私は普通の40代サラリーマンですが、ギャンブルではなく資産形成をするために必要な知識が得られた2022年です。
資産形成を行う積立投資と年に数回もらえる不労所得は再投資しても良し、生活費の足しにしても良しで使い道は自由です。
個別株への投資を始めて、いくつもの企業の決算を解らないながらも読むことで、だんだんと理解できる様になったり、マイルールのブラシュアップにもつながっています。
投資信託やETFへの投資だけでは、企業の決算に興味を持つこともなかったと思いますが、テレビやネットで見かけるニュースも違って見えてくるようになり、成長していることが実感できます。
投資はリスクを伴う行為であり、リスクを十分に理解して自分の判断で決めましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
投資の始め方についておすすめステップを解説したページはこちらになります▼
2022年のS株(単元未満株)以外の総括についてのページはこちらになります▼

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