
投資の初心者が始め たつみたてNISAの積立開始から、もうすぐで7か月が経過します。約7か月たった評価損益を公開します。現状で評価額が上がった下がったはあまり問題ではないのですが、やはり平均取得単価は下がってほしいところです。今後どのように経過していくのかを定期的に公開していきたいと思います。
私個人が調べた内容や個人の感想のため正確性に欠ける可能性があります。投資を始める際には当サイトの内容をうのみにせず、ご自身で調べ直すようにお願いします。
投資初心者が始めた つみたてNISAの評価損益【2022年11月|7か月】

- 上旬:米消費者物価上昇率が市場予想を下回り利上げペースが鈍る見方が強まる
- 下旬:米長期金利が大幅に低下したことで株価は大きく上昇
2022年11月の米国市場では、11月上旬に下落しましたが、米消費者物価上昇率が市場予想を下回る発表がされたことで、利上げペースが鈍る見方が強まり右肩上がりに上昇する展開です。
ただし、利上げペース減速の示唆した一方で、利上げ終了となる金利水準についてはより高くなるとの見通しを発表しています。
上記の様な内容が発表されたこともあり、12月初めにドル円レートでは一時約3か月半ぶりに135円台前半まで円高が進んでいます。
10月では32年ぶりとなる151円台を付けましたが、米国でのインフレが収まる気配が強まれば更なる円高が期待できますが、素直に円高とはいかないと思われます。

米国の景気後退(リセッション)入りが払拭されたわけではないため、米国の景気動向やインフレについて注視が必要です。
つみたてNISAで始めるインデックス投資を投資の初心者におすすめする詳細はこちらになります▼
楽天・全米株式インデックス・ファンド

楽天・全米株式インデックス・ファンドは、アメリカ市場の誰もが知っている大企業だけでなく高いパフォーマンスが期待できる中小型株にも投資されています。コツコツ資産形成を目指す中長期的な投資に向いているインデックスファンドです。

2022年10月中旬ごろには10月始めの水準まで下落する前半の展開でしたが、後半では米国で年内に利上げペースを鈍化させるのではとの見方が強くなり、右肩上がりに上昇して「評価損益:+4,283円」から11月がスタートです。

2022年11月の積立としては通常の積み立て「購入金額:10,000円」で「平均取得価格(10,000口当たり):20,263円」を「購入口数:4,935口」積み立てしています。

楽天・全米株式インデックス・ファンドの値動きとしては、11月の始めから大きく下落した以降は横ばいの展開になっています。
米国市場では同様に11月の始めにさげたものの、中旬に反発して月初値を超えていましたが、楽天・全米株式インデックス・ファンドでは月初からは下落しています。
11月初めの下落から横ばいの展開で10月末から評価額が -5.01% 下落となります。

2022年11月の評価損益としては2022年10月で4,283円のプラスとなっていたため、そこから11月トータルで3,629円上がり「評価損益:+654円」になっています。

11月の中旬ごろに、米国で米消費者物価上昇率が市場予想を下回る発表がされたことで、利上げペースが鈍る見方が強まり株式は値上がりしてもファンドでは横ばいです。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は、中長期で経済成長が期待できるアメリカの主要産業を代表する約500社に投資されています。eMAXIS Slim シリーズならではの業界最低水準の運用コストとなりコツコツ資産形成を目指す中長期的な投資に向いているインデックスファンドです。

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)も2022年10月中旬ごろには10月始めの水準まで下落する前半の展開でしたが、後半では米国で年内に利上げペースを鈍化させるのではとの見方が強くなり、右肩上がりに上昇して「評価損益:+4,709円」から11月がスタートです。

2022年11月の積立としては通常の積み立て「購入金額:11,000円」で「平均取得価格(10,000口当たり):19,660円」を「購入口数:5,595口」積み立てしています。

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の値動きとしては、楽天・全米株式インデックス・ファンドと同様に、11月の始めから大きく下落した以降は横ばいの展開になっています。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の値動きとしては、楽天・全米株式インデックス・ファンドと同様に、11月中旬に反発して月初値を超えていましたが月初からは下落しています。
11月初めの下落から横ばいの展開で10月末から評価額が -4.48% 下落となります。

2022年11月の評価損益としては2022年10月で4,709円のプラスとなっていたため、そこから11月トータルで3,819円上がり「評価損益:+890円」になっています。

米国関連の上記2つのファンドが米国市場の動きと連動しない様に見受けられたのは初めてです。円安など何かの要因があるのでしょうか。
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は、全世界(日本含む)に投資されていますが、そのうち8~9割程度が先進国(そのうちアメリカが6割程度)を対象としていて新興国への投資は少ないです。eMAXIS Slim シリーズならではの業界最低水準の運用コストとなるインデックスファンドです。

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)も、上記2つのインデックスファンドに漏れず米国関連の株式比率が多いため、2022年10月中旬ごろには10月始めの水準まで下落する前半の展開でしたが、後半では米国で年内に利上げペースを鈍化させるのではとの見方が強くなり、右肩上がりに上昇して「評価損益:+2,392円」から11月がスタートです。

2022年11月の積立としては「購入金額:10,000円」で「平均取得価格(10,000口当たり):17,093円」を「購入口数:5,850口」積み立てしています。

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)の値動きとしては、上記2つのインデックスファンドよりは中旬から小幅ではあるものの、右肩上がりで展開していきます。
月初値を超えそうなところまで戻りましたが、月末に上げて月初値を下回っています。
11月初めの下落から中旬以降ね上昇したものの月末に下落する展開で10月末からは評価額が -1.76% 下落となります。

2022年11月の評価損益としては2022年10月で2,392円のプラスとなっていたため、そこから11月トータルで1,138円下がり「評価損益:+1,254円」になっています。

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は米国市場と同じような動きとなり少し戻して-1.76%の下落ですんでいます。
eMAXIS Slim 新興国株式インデックス

eMAXIS Slim 新興国株式インデックスは、新興国(中国と台湾がメイン)に対して投資されメインの中国と台湾で約5割程度、その他は 韓国、インド、ブラジル などに投資されています。eMAXIS Slim シリーズならではの業界最低水準の運用コストとなるインデックスファンドです。

2022年10月の新興国株式インデックスはは米国株を含まないファンド、月初から上下を繰り返しながら緩やかに下落して「評価損益:-890円」から10月がスタートです。

2022年11月の積立としては「購入金額:2,333円」で「平均取得価格(10,000口当たり):12,279円」を「購入口数:1,900口」積み立てしています。

2022年11月の新興国株式インデックスは米国市場と異なり、中旬で急落したもののすぐに反発しています。
中旬に大きく反発したことで平均取得価格を一時的に超えましたが、それ以降は緩やかに下落していき、月末に少し反発しています。
11月では中旬と月末に反発したことで10月末からは評価額が +5.75% 上昇となります。

2022年11月の評価損益としては2022年10月で890円のマイナスとなっていたため、そこから10月トータルで773円上がり「評価損益:-117円」になっています。

11月の新興国株式インデックスは+5.75%の上昇で一時は平均取得価格を超えています。最近は平均取得価格以下での推移が続いていたため、平均取得価格を下げることもできています。
まとめ

- 11月末時点でトータル +2,681 円
- 11月末時点で利回りは +1.10%
- 11月は米国市場の動きと乖離が目立つ

先月は過去最高のプラスになっていましたが、1か月で利回りが+1%まで下がっています。やはりインデックス投資では短期での損益は気にすることなく長期目線で考えるのがよさそうです。
6カ月目の積立となる2022年10月つみたてNISAの評価損益は「投資初心者が始めた つみたてNISAの評価損益【2022年10月|6か月】」になります。
投資の初心者に始め方を完全解説したページはこちらになります▼
投資はリスクを伴う行為であり、リスクを十分に理解して自分の判断で決めましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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