
日本は今まで深刻なデフレ時代でしたが、今は世界的にインフレの時代になっています。要因としてはコロナショックからの回復やロシアのウクライナ侵攻など様々あります。そんなインフレ時代だからこそ大切な資産を守る方法を解説していきます。
私個人が調べた内容や個人の感想のため正確性に欠ける可能性があります。投資を始める際には当サイトの内容をうのみにせず、ご自身で調べ直すようにお願いします。
【今始めるつみたてNISA】インフレ時代に突入した今は投資で資産を守る!

- デフレとインフレで資産は変動する
- 預金より投資の比率も上げる
今までの日本ではデフレ時代で預金をしていても、お金の価値が上がるか維持されている状態でしたが、今は世界的なインフレ時代になっています。
しかも歴史的な円安も重なり、お金を”円”で保有して何もしないでいることは、自分の資産を減らしていくことになります。
そんなインフレ時代に自分の資産を守る方法について解説していきます。
インフレで資産は目減りする

- インフレは預金だけでは価値が減っていく
- 預金より投資で資産を守る
デフレやインフレについては、何となく物やサービスの価格が上がったり下がったりすることが続くことと理解している人も多いと思いますが、それが自分の資産の増減になぜか関わるのかと思う人もいると思います。
デフレとインフレ

デフレやインフレが発生する状況は景気に大きく左右されます。
不景気であればデフレが起こり、好景気であればインフレが起こります。
ただ最近のインフレは急激な物価の高騰で、要因としては様々ありますが、好景気でもないのに急激な物価上昇が起こってインフレになっています。
デフレとは
デフレとは、継続的に物価が下落する現象をいいます。
デフレは物やサービスの価格を下げないと売れない状態となって物価が下がっていく状態で、そのため企業の売上や利益があがらず、労働者の賃金も上がりません。
例えば200円で売れていた商品が、売れなくなり150円に値下げする様な事態が少数の企業だけでなく社会全体として続くことになります。
このような状況で物価が下がっていくため、元々200円で買えていたものが150円で買えることになり、相対的にお金の価値が上がります。
30年もの間に日本が経験した経済の状況がデフレになります。
インフレとは
インフレとは、継続的に物価が上昇する現象です。
インフレは物やサービスの価格を上げても売れる状態となって物価が上がっていく状態で、本来であれば企業の売上や利益が増加して労働者の賃金も上がります。
例えば150円で売られていたものが、200円に値上がりしても売れるような、需要が多く供給が少なくなるなれば、価格は上がり社会全体の物価が上がることで、150円で買えていたものが200円でないと購入できなくなり相対的にお金の価値が下がります。
しかし2022年に世界が経験しているインフレは、エネルギー価格の高騰や食料品の不足による物価上昇となり、企業の利益が増加しているわけでもなく、労働者の賃金も上がっていきません。
資産の守り方は?

企業の利益が増加せずに労働者の賃金も上がっていかない中で、物価だけが上がり続けていくと、どんどんお金の価値が下がっていきます。
銀行やタンス預金として現金をそのまま保有していると、保有している金額は変わらないものの、お金の価値が下がり買えていたものが買えなくなっていきます。
銀行に預けていても預金金利はほぼゼロに近いため、インフレ時代には何らかの形でお金を増やす必要があります。
そんなインフレ時代に必要な資産の運用で、失敗しない様な投資を行っていく必要があります。
でも投資を行っていない人にとっては、投資はキャンブルみたいなものと思っている人も多いと思います。
投資にも色々な投資方法があり、資産を守る・将来に向けて資産を形成するのに向いている投資があることも知っておいてほしいのです。
後悔する前につみたてNISA始めるタイミングを解説したページはこちらになります▼

投資について正しい情報を得ているかいないかで、特に厳しい今のインフレ時代の将来が変わってきます。
始めての投資なら つみたてNISA がおすすめ

- 税制優遇制度であるNISAを活用
- インデックス投資は長期で見ると負けにくい
資産を守る方法の一つとして「お金に働いてもらう」があります。
「お金に働いてもらう」ということはお金を運用することになり、手段としては「投資」になります。
ただし、投資の初心者が何の知識もなく投資を始めれば、「投資」ではなく「ギャンブル」になってしまう可能性もあります。
そこで、「長期の運用」「購入タイミングのリスクを分散」「投資先の分散」が行える積立投資をおすすめします。
つみたてNISA で長期・定期・分散

積立投資を行う際には、少額投資非課税制度のNISAを利用することで運用益が非課税となり、有利に運用を進めることが出来ます。
NISA制度には「一般NISA」「つみたてNISA」の2種類があり、積立投資では「つみたてNISA」を利用することをおすすめします。
つみたてNISAは、金融庁の基準を満たす投資信託のみを年間40万円まで購入でき、最大20年間の運用益を非課税で保有できます。
また、投資初心者には難しい自分で購入タイミングを図るといった判断も必要なくなり、購入できる投資信託は投資家から集めたお金で沢山の企業の株を購入しているため、少額から分散投資が効いた投資が行えます。
つみたてNISAで始める資産形成の運用法を紹介したページはこちらになります▼
インデックス投資は勝者のゲーム

つみたてNISAで購入できる投資信託の多くはインデックス投資されたインデックスファンドと呼ばれるものが多いです。
インデックス投資とは、日本の「東証株価指数(TOPIX)」「日経平均株価」、米国では「ナスダック総合指数」や「S&P500指数」といった、インデックス(株価指数)に連動することを目指して運用される投資信託に投資することです。
インデックス投資を行っている投資信託を「インデックスファンド」と呼び、すごく単純に言うとインデックス(株価指数)が上がるとインデックスファンドの評価額も上がり、下がると評価額も下がるという仕組みになっています。
米国の代表的な株価指数であるS&P500を例にすると、1950〜2020年の米国株価指数のS&P500に投資した場合、期間が1年では約−38% 〜 約+45%とリターンの幅が上下に大きくなっています。
それが期間が15年では年平均のリターンが約+1% 〜 +約15%とリターンの幅が小さくなってリスクも小さくなっていくデータもあります。
そのため「インデックス投資は勝者のゲーム」と言われる書籍があるくらい、長期運用で定期的に分散の行われたインデックスファンドを運用することで資産を増やせる可能性が高くなります。
つみたてNISAで始めるインデックス投資についての詳細はこちらになります▼

もちろん投資には損をするリスクがありますが、決してギャンブル的なことではなく、出来るだけ損をするリスクを抑えられるかになります。
まとめ

- インフレ時代にお金の価値は減っていく
- まずはインデックス投資で備える
「つみたてNISAを始めたのにマイナスになったからもうやめる!」といった一時的なことではなく長期的な視点が必要であることを理解することが大切です。
つみたてNISAを少額から始めて見ようと思った方向けに失敗しないためのコツをまとめた詳細はこちらになります。
投資の初心者に始め方を完全解説したページはこちらになります▼
投資はリスクを伴う行為であり、リスクを十分に理解して自分の判断で決めましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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