投資初心者が始めた つみたてNISAの評価損益【2022年8月|4か月】

つみたてNISA

投資の初心者が始め たつみたてNISAの積立開始から、もうすぐで4か月が経過します。約4か月たった評価損益を公開します。現状で評価額が上がった下がったはあまり問題ではないのですが、やはり平均取得単価は下がってほしいところです。今後どのように経過していくのかを定期的に公開していきたいと思います。

私個人が調べた内容や個人の感想のため正確性に欠ける可能性があります。投資を始める際には当サイトの内容をうのみにせず、ご自身で調べ直すようにお願いします。

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投資初心者が始めた つみたてNISAの評価損益【2022年8月|4か月】

8月米国株式市場
  • 上旬:利上げペースが和らぐと思われたことなどから上昇傾向
  • 下旬:利下げに否定的な発言から急落

8月の米国株式市場では、7月の消費者物価指数の伸びが予想以上に鈍化したことから、インフレがピークアウトしたとの見方が強くなり利上げペースが和らぐと思われたことなどから、中旬にかけて上昇しています。

しかし、8月下旬にはジャクソンホール会議でFRB(米連邦準備制度理事会)のパウエル議長が、利上げの継続が必要と述べただけでなく、早急な利下げに否定的な発言をしたことなどから、株価は急落しています。

米国では利下げに否定的な発言があり、景気後退のリスクは依然続いているため、9月も注視する必要があります。投資を始めたばかりの私としては、米国株式が下がることで積み立てしているインデックスファンドが下がってくれれば投資初期に多く購入できるのでチャンスではあります。

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楽天・全米株式インデックス・ファンド

楽天・全米株式インデックス・ファンドは、アメリカ市場の誰もが知っている大企業だけでなく高いパフォーマンスが期待できる中小型株にも投資されています。コツコツ資産形成を目指す中長期的な投資に向いているインデックスファンドです。

つみたてNISA 楽天・全米株式インデックス・ファンド 2022年7月評価損益表
つみたてNISA 楽天・全米株式インデックス・ファンド 2022年7月評価損益表

2022年7月は緩やかに右肩上がりで平均取得額を超えて基準価額(10,000口当たり)が20,000円が見えてくるところまで上がってきて「評価損益:+883円」から8月がスタートです。

つみたてNISA 楽天・全米株式インデックス・ファンド 2022年8月購入履歴
つみたてNISA 楽天・全米株式インデックス・ファンド 2022年8月購入履歴

2022年8月の積立としては通常の積み立て「10,000円」とボーナス設定「5,000円」のトータル「購入金額:15,000円」で「平均取得価格(10,000口当たり):20,276円」を「購入口数:7,398口」積み立てしています。

つみたてNISA 楽天・全米株式インデックス・ファンド 2022年8月チャートと平均取得評価額
つみたてNISA 楽天・全米株式インデックス・ファンド 2022年8月チャートと平均取得評価額

楽天・全米株式インデックス・ファンドの値動きとしては、2022年8月の上旬は7月発表された消費者物価指数が予想以上に伸びなかったため、政策金利の利上げペースが和らぐかと思われたことなどから、中旬にかけて緩やかに上昇して21,000円を超えていきます。

2022年8月の下旬からはジャクソンホール会議でFRB(米連邦準備制度理事会)のパウエル議長が政策金利の利上げが継続して必要で、早急な利下げには否定的な見解を示したため、月末に掛けて急落していきます。

8月末に急落はしたものの7月末よりは評価額は 1.2% 上昇となります。

つみたてNISA 楽天・全米株式インデックス・ファンド 2022年8月評価損益表
つみたてNISA 楽天・全米株式インデックス・ファンド 2022年8月評価損益表

2022年8月の評価損益としては2022年7月で883円のプラスとなっていたため、そこから8月トータルで171円上がり「評価損益:1,054円」になっています。

8月の中旬までは大きく基準価額が伸びていきましたが、パウエル議長のコメントで大きく下落となります。つみたてNISAでは長期運用が前提のため、月々の上下は気にしないですが、コメント1つでここまで流れが動くという大きな例ではないでしょうか。

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eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は、中長期で経済成長が期待できるアメリカの主要産業を代表する約500社に投資されています。eMAXIS Slim シリーズならではの業界最低水準の運用コストとなりコツコツ資産形成を目指す中長期的な投資に向いているインデックスファンドです。

つみたてNISA eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) 7月評価損益表
つみたてNISA eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) 7月評価損益表

2022年7月は緩やかに右肩上がりで平均取得額を超えて基準価額(10,000口当たり)が19,000円を超えるところまで上がってきて「評価損益:+956円」から8月がスタートです。

つみたてNISA eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) 8月購入履歴
つみたてNISA eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) 8月購入履歴

2022年8月の積立としては通常の積み立て「11,000円」とボーナス設定「5,000円」のトータル「購入金額:16,000円」で「平均取得価格(10,000口当たり):19,603円」を「購入口数:8,162口」積み立てしています。

つみたてNISA eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) 8月チャートと平均取得評価額
つみたてNISA eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) 8月チャートと平均取得評価額

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の値動きとしては、楽天・全米株式インデックス・ファンドと同様に政策金利の利上げペースが和らぐかと思われたことなどから、中旬にかけて緩やかに上昇して20,000円を超えていきます。

2022年8月の下旬からはパウエル議長の発言などにより、月末に掛けて急落していきます。

8月末に急落はしたものの7月末よりは評価額は 0.94% 上昇となります。

つみたてNISA eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) 8月評価損益表
つみたてNISA eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) 8月評価損益表

2022年8月の評価損益としては2022年7月で956円のプラスとなっていたため、そこから8月トータルで118円上がり「評価損益:1,074円」になっています。

米国関連の3つのファンドは7月は順調に上がりましたが、8月は最終的に横ばいといった感じです。

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は、全世界(日本含む)に投資されていますが、そのうち8~9割程度が先進国(そのうちアメリカが6割程度)を対象としていて新興国への投資は少ないです。eMAXIS Slim シリーズならではの業界最低水準の運用コストとなるインデックスファンドです。

つみたてNISA eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) 2022年7月評価損益表
つみたてNISA eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) 2022年7月評価損益表

2022年7月は緩やかに右肩上がりで平均取得額を超えて基準価額(10,000口当たり)が17,000円に迫る勢いで上がってきて「評価損益:+427円」から8月がスタートです。

つみたてNISA eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) 2022年8月購入履歴
つみたてNISA eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) 2022年8月購入履歴

2022年7月の積立としては「購入金額:10,000円」で「平均取得価格(10,000口当たり):17,047円」を「購入口数:5,866口」積み立てしています。

つみたてNISA eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) 2022年8月チャートと平均取得評価額
つみたてNISA eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) 2022年8月チャートと平均取得評価額

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)の値動きとしては、上記2つのインデックスファンドに漏れず米国関連の株式比率が多いため、米国市場と同じように政策金利の利上げペースが和らぐかと思われたことなどから、中旬にかけて緩やかに上昇して17,500円を超えていきます。

2022年8月の下旬からはパウエル議長の発言などにより、月末に掛けて急落していきます。

8月末に急落はしたものの7月末よりは評価額は 0.9% 上昇となります。

つみたてNISA eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) 2022年8月評価損益表
つみたてNISA eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) 2022年8月評価損益表

2022年8月の評価損益としては2022年7月で427円のプラスとなっていたため、そこから8月トータルで215円上がり「評価損益:642円」になっています。

米国関連3つの値動きは、ほぼ同じ動きでパフォーマンスもそこまでの大差はないように見えます。

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eMAXIS Slim 新興国株式インデックス

eMAXIS Slim 新興国株式インデックスは、新興国(中国と台湾がメイン)に対して投資されメインの中国と台湾で約5割程度、その他は 韓国、インド、ブラジル などに投資されています。eMAXIS Slim シリーズならではの業界最低水準の運用コストとなるインデックスファンドです。

つみたてNISA eMAXIS Slim 新興国株式インデックス 2022年7月評価損益表
つみたてNISA eMAXIS Slim 新興国株式インデックス 2022年7月評価損益表

2022年7月は12,300円~12,700円の間で上下を繰り返して月始めからは基準価額(10,000口当たり)が100円程度下がって「評価損益:-207円」から8月がスタートです。

つみたてNISA eMAXIS Slim 新興国株式インデックス 2022年8月購入履歴
つみたてNISA eMAXIS Slim 新興国株式インデックス 2022年8月購入履歴

2022年8月の積立としては「購入金額:2,333円」で「平均取得価格(10,000口当たり):12,553円」を「購入口数:1,859口」積み立てしています。

つみたてNISA eMAXIS Slim 新興国株式インデックス 2022年8月チャートと平均取得評価額
つみたてNISA eMAXIS Slim 新興国株式インデックス 2022年8月チャートと平均取得評価額

2022年8月は米国株を含まない新興国株式インデックスは米国市場と異なり、大きな上下はなく一時12,600円付近で停滞したものの、緩やかに右肩上がりで12,800円付近で終わりました。

米国株式を含まないといっても、米国で大きな変動があるとつられて動いていましたが、7月8月では米国株式市場とは異なった動きを見せています。

8月は緩やかな右肩上がりとなり、8月のパフォーマンスとしては一番よく評価額は 2.53% 上昇となります。

つみたてNISA eMAXIS Slim 新興国株式インデックス 2022年8月評価損益表
つみたてNISA eMAXIS Slim 新興国株式インデックス 2022年8月評価損益表

2022年8月の評価損益としては2022年7月で207円のマイナスとなっていたため、そこから8月トータルで345円上がり「評価損益:138円」になっています。

新興国株式インデックスは米国株が組み込まれていないといっても、米国の状況に大きく影響されるだろうと思っていましが、2カ月連続で異なった動きになっています。

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まとめ

まとめ
本日のまとめ
  • 8月末時点でトータル 2,909 円のプラス
  • 8月末時点で利回りは2.03%
  • 8月の米国は下旬から急落
  • 9月はパウエル議長コメントの流れで下落傾向が継続するのか注視

金融庁がNISA制度一本化などの要望を提出して話題になっています。早くても2024年から施行と思われますが、今の積み立てが無駄になるわけではないので、このまま続けていきます。

5カ月目の積立となる2022年9月つみたてNISAの評価損益は「投資初心者が始めた つみたてNISAの評価損益【2022年9月|5か月】」になります。

3カ月目の積立となる2022年7月つみたてNISAの評価損益は「投資初心者が始めた つみたてNISAの評価損益【2022年7月|3か月】」になります。

投資の初心者に始め方を完全解説したページはこちらになります▼

投資はリスクを伴う行為であり、リスクを十分に理解して自分の判断で決めましょう。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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