
日本国内の高配当ETFである「Iシェアーズ・コアJリート (1476)」を2022年8月に追加購入しました。Iシェアーズ・コアJリート(1476)を購入した経緯や2022年8月時点の配当利回り、配当金実績など最新の情報について紹介します。
私個人が調べた内容や個人の感想のため正確性に欠ける可能性があります。投資を始める際には当サイトの内容をうのみにせず、ご自身で調べ直すようにお願いします。
日本高配当ETFを追加購入【Iシェアーズ・コアJリート (1476)】

- 数千円で実質REIT全銘柄に投資が可能
- 信託報酬が0.165%/年で低コスト
- 年4回の配当で安定した金額
- 楽天証券、SBI証券なら買付手数料は0円
追加購入した2022年08月時点でIシェアーズ・コアJリートのおすすめポイントに変化はありませんが、今後の見通しなども合わせて紹介していきます。
Iシェアーズ・コアJリート (1476)のおすすめポイント詳細はこちらになります▼
Iシェアーズ・コアJリート (1476)を追加購入

- 円安ドル高が続いていて米国高配当ETFに手が出しづらい
- 他の日本高配当ETFで購入しても良いかと思うものがない
- 保有する3つの日本高配当ETFの中で配当利回りが高い
Jリート(不動産投資信託)の全銘柄を対象としたIシェアーズ・コアJリート (1476)を追加で購入した経緯について紹介します。
円安ドル高の継続

2022年8月23日13時時点で1ドル=137円台と円安ドル高が継続しています。
円安ドル高が落ち着かない状態では、少額での投資を行っている私にとっては大きな問題で、本来は欲しいと思っている米国高配当ETFに手が出しにくい状況です。
そこで既に保有している日本の高配当ETFへの追加投資を考えたのです。
購入する日本高配当ETFの検討

私が保有している以外の日本高配当ETFについて、以前に検討したページでも書いていますが、今ある日本高配当ETFの中では「NF日経高配当50 (1489)」が購入検討の対象銘柄になります。
NF日経高配当50 (1489)は直近1年の配当利回り4.54%と高く、日本の高配当ETFの中で上位のETFです。
ただ、NF日経高配当50 (1489)は信託報酬がちょっと高くて「0.308%/年」のため、私が信託報酬の目標としている「0.2%/年未満」より大きくなっています。
また、2022年8月23日13時時点の評価額が 41,590円 と、私にとっては高額な部類となるため、NF日経高配当50 (1489)の購入は見送ります。
そうなると、私が保有する日本高配当ETFの3つの中から選択することになります。
保有する日本高配当ETF内での配当利回りを比較

私が保有する日本高配当ETFは下記の3つになります。
- MAXIS高配当70MN (1499)
- ISMSCI高配当ETF(1478)
- Iシェアーズ・コアJリート (1476)
この3つで直近一年の配当利回りを比べた結果が下記のとおりです。
ティッカー | 名称 | 評価額 | 直近1年 配当金額 | 直近1年 配当利回り |
---|---|---|---|---|
1499 | MAXIS高配当70MN | 8,952円 | 268円 | 2.99% |
1478 | ISMSCI高配当ETF | 2,380円 | 76円 | 3.19% |
1476 | Iシェアーズ・コアJリート | 2,071円 | 69円 | 3.33% |

Iシェアーズ・コアJリート(1476)が評価額も低く直近1年の配当利回りが3.33%と一番高くなっていたため、手の出しにくい米国高配当ETFに変えて購入しています。
J-REIT市場の見通し

欧米の金融当局はインフレ抑制を目的に利上げを決定している一方で、日本では金融政策の現状維持を決定しています。
ただ、日本国内では新型コロナウイルス感染の“第7波”によって新規感染者が急増し、経済活動の停滞に懸念があり、プラス要素とマイナス要素がそれぞれあります。
どちらが強いのかが、はっきりしない中では現在の価格から大きく動くことはないと考えて、Iシェアーズ・コアJリート(1476)を選択しています。

J-REIT市場に限らず新型コロナウイルス感染で経済活動の停滞が懸念されているため、9月以降の株価推移について注視が必要です。
【2022年8月更新】Iシェアーズ・コアJリート (1476)について

Iシェアーズ・コアJリート (1476)の特徴

Iシェアーズ・コアJリート (1476)はJリート(不動産投資信託)の全銘柄を対象とした時価総額加重型の指数である「東証REIT指数」への連動を目指す運用を行い、東証に上場するリートに対して分散投資をしているETFです。

継続的な配当金が見込め、2022年08月時点では評価額が2,000円台の後半で上下している状況です。
Iシェアーズ・コアJリート (1476)の詳細
銘柄コード | 1476 | 設定日 | 2015/10/19 | |
純資産総額 | 約326,835 百万円 | 直近1年 配金利回り | 約3.3% | |
決算 | 毎年2,5,8,11月 | 分配金 | 4回/年 | |
信託報酬 | 0.165%/年 | 取引単位 | 1株 | |
投資先 | 不動産投資信託 |
Iシェアーズ・コアJリート は1株から取引出来て、信託報酬は年0.165%と比較的低コストとなっています。配当金については年4回となっており、今までは安定して配当が行われているETFです。

信託報酬は目標の年0.20%未満で、配当・分配金が当時の評価額で1万円当たり300円以上だったことと、不動産関連でよさそうなものが無いかを探していたため購入したETFです。
Iシェアーズ・コアJリート (1476)の配当実績
年 | 2月 | 5月 | 8月 | 11月 |
---|---|---|---|---|
2022年 | 16円 | 19円 | 16円 | |
2021年 | 15円 | 19円 | 15円 | 18円 |
2020年 | 19円 | 19円 | 16円 | 18円 |
2019年 | 18円 | 16円 | 16円 | 16円 |
2018年 | 15円 | 12円 | 15円 | 16円 |
Iシェアーズ・コアJリート の配当金は大体1株当たり年間で58円~72円くらいとなっています。1万円当たりの分配金は284円~352円程度になります。

投資1万円当たりで年間270円~350円の配当金が得られます。信託報酬も目標以下のため買い増しても良いかと考えてはいます。下落傾向からは一旦、脱したため購入の候補になるETFと思います。
Iシェアーズ・コアJリート (1476)の保有銘柄
銘柄 | 銘柄コード | 保有率 |
---|---|---|
日本ビルファンド | 8951 | 7.24% |
ジャパンリアルエステイト | 8952 | 5.65% |
日本プロロジスリート | 3283 | 4.98% |
日本リテールファンド | 8953 | 4.81% |
GLP投資法人 | 3281 | 4.74% |
野村不動産マスターF | 3462 | 4.74% |
大和ハウスリート | 8984 | 4.24% |
オリックス不動産投資 | 8954 | 3.35% |
アドバンス・レジデンス | 3269 | 3.22% |
ユナイテッドアーバン投資 | 8960 | 2.87% |
Iシェアーズ・コアJリート に組み込まれている銘柄としては不動産投資信託になり、ほかに保有している企業の銘柄とは大分違っています。私としては分散投資の目的で不動産関連を探していたため、資産全体のバランスを見ながら追加するかしないかを検討していこうと思います。

分散投資といっても不動産関連でも株式と同様に円安や海外の状況により上下することはあまり変わらないかなというのが実感です。今のところ配当・分配金が安定しているので追加購入してみても良いかなとは思っています。
まとめ

- 円安の中では日本国内の高配当ETFも検討する価値はある
- ETFは分散投資が行える利点が大きい
- 不動産関連ETFでも株式と同じ様な動きを実感
やはり米国の高配当ETFの方が魅力的ではあります。
2022年8月時点ではまだまだ円安の中で、米国株や米国高配当ETFに抵抗があれば、日本国内の高配当ETFでもJリートについて検討してみるのもよいのではないかと思います。
日本でも米国でも配当金を目的とした投資であればコツコツ積み立てていくことが大切です。
日本高配当ETFのおすすめ銘柄詳細ページはこちらになります▼
- 日本国内の高配当ETFを考える【MAXIS高配当70MN (1499)】
- 日本国内の高配当ETFを考える【ISMSCI高配当ETF(1478)】
- 日本国内の高配当ETFを考える【Iシェアーズ・コアJリート (1476)】
- 日本国内の高配当ETFを考える【NF日経高配当50 (1489)】
日本高配当ETFのおすすめ銘柄、配当金、利回りを比較したページはこちらになります▼
投資を始めようと考えている方はこちらのページを参考にしてください▼
投資はリスクを伴う行為であり、リスクを十分に理解して自分の判断で決めましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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