
このページでは「投資の始め方」をわかりやすく、丁寧に、初心者の方でも解るようにに解説します。投資の初心者でも大丈夫なように出来る限りわかりやすくなるべく専門的な用語を使わずに解説していきます。初心者ではよくある疑問も解決していきます。
私個人が調べた内容や個人の感想のため正確性に欠ける可能性があります。投資を始める際には当サイトの内容をうのみにせず、ご自身で調べ直すようにお願いします。
投資の始め方を完全解説!初心者は何から始める?無理しない投資を始めよう

私は40代で普通のサラリーマンですが「老後の不安」や「物価高」をきっかけに投資を始めました。それがきっかけで投資やお金について学び、意識も浪費から無理をしない倹約へと意識が変わっていきました。
貯金は数十万円程度しかなく、始めは「投資なんてムリ!」ってところから投資やお金についての知識が増えて「これからなら始められるかも」と思うようになり投資を始めることが出来ました。
そんな私が始めた投資について、わかりやすく、丁寧に、初心者の方でも解る解るように解説します。
このページでは投資の始め方から始めるために必要な情報を完全解説
- 投資を始めたきっかけは?損はしないの?
- 証券口座とNISA制度について知ろう
- 初心者の投資方法はインデックス投資の投資信託
- つみたてNISAのおすすめ対象商品はなに?
- 証券会社の選び方ポイント
- 初心者が投資する金額はいくらがおすすめ?
- 投資の始め方おすすめ5ステップを解説
【STEP0】投資を始める前に

投資の始め方を解説する前に、あなたが投資に興味を持ったきっかけは何でしょうか。「老後の不安」「物価高」「お金持ちになりたい」など色々な理由があると思います。
人それぞれ投資に興味を持つきっかけは様々ですが、私がどういった思いで投資を始めたのかについて進めながら、私が始める際に知りたかったことでもある、よくある疑問を解説していこうと思います。
投資を始める目的をしっかり持っていて、ここに上げたような疑問はないよって人は、この【STEP0】項目は読み飛ばしてもOKです。
投資を始めたきっかけは?

- 漠然と抱えていた将来への不安(老後2000万円問題、年金問題、自分の貯蓄額)
- いま1歩を踏み出して始めなければ何も始まらない危機感
私は以前から「老後2000万円問題」「年金問題」「自分の貯蓄額」など40代ってこともあり、なんとなく将来に不安を抱えてはいましたが何も踏み出せないでいました。
そんな中で周りの会話から「つみたてNISA」の単語が聞こえてきたのです。漠然と抱えていた将来への不安もあってか つみたてNISA を聞いたときに「投資について調べてみよう」と情報を集め始めました。
色々調べてみると、何もしないとお金の価値は下がる、投資は早く始めた方が有利である、非課税制度に期限がある などの情報を集めましたが、私は根っからのめんどくさがり屋です。
そんな私でもまず1歩を踏み出して始めなければ何も始まらないと思い投資を始めることにしました。
文字にすると大したことない出来事のように見えますが、当時の私にとっては何故か「行動しないとヤバい!」と思ってしまったのです。
私が投資を始めたきっかけの詳細はこちらになります▼
投資で損はしないの?

- 投資はリスクを伴う行為でリスクを十分に理解して自分で判断
- 中長期の長い時間をかけて投資することで「リスク低下、リターン安定」の傾向
投資に興味はあるけれど損をしてしまうのが怖いと思う人も多いでしょう。誰だって大切なお金が減ってしまうのは嫌なはずです。
では、すでに投資を始めている人が、別に損をしてもかまわないと思っているかといえば、そう思っている人は少ないでしょう。
損する可能性を出来るだけ低くする方法を学んでいるのです。決して難しい事ではなく誰にでも簡単に行える方法です。それは「中長期の長い時間をかけて低いコストで複数に分散した運用する」という方法です。
これは米国での例になりますが長く投資するほど「リスク低下、リターン安定」の傾向にあるというデータがあります。
決して損をしないわけではないですが、損をする確率を下げる方法を知っていて、それを実践している人ほど損をするリスクを低下させてリターンを安定させているということです。
投資はリスクを伴う行為であり、リスクを十分に理解して自分の判断で進めましょう。決して他人に任せていいことはないと思います。
投資に興味がある?ない?

少なからず投資に興味を持っている方に対して投資を始めたばかりの初心者からのアドバイスとしては「まずは始めてみよう!」からスタートしてみることをお勧めします。
もちろん投資はにはリスクがあり元本は保証されていません。でも、ただ怖がっているだけでは何も変わらないです。
もし失敗した時を考えて少額から始めて徐々に学んでいく方が、何もせずにセミナーや本などで知識を頭に入れても触ったことが無ければ実際のイメージがわかずに成長するスピードも大きく変わってくると思います。
投資に興味がない方の中でも漠然と不安があるけど、まだ投資についての情報が入ってこない人、投資に悪いイメージを持っていて避けている人、お金がないから投資なんてムリと思っている人など色々事情があるかと思います。
将来になんとなく不安があるけど投資についての情報が入ってこない人は、情報が入ってくれば興味を持ち始める可能性があります。
このような方が投資を始めたきっかけとして「周りから勧められた」となりえるので既に投資に興味を持っている人たちが、私も含めて周りで投資について発信する機会が多くなれば良いなと思います。
投資に興味がある人?ない人?について考察した詳細はこちらになります▼
投資に興味を持ち始めた人へ

何でも初めてのことは怖いし危険です。私も何も考えずに始めたわけでもなく多少の情報は集めました。そのなかで「よし!始めよう!」と思えたのが”少額(数百円~)から投資ができる”ことと”投資の非課税制度(NISA、つみたてNISA)”について知ったことです。
私は投資に多くのお金が必要なものと思っていたのです。少額投資と非課税制度の2つの情報で私は「よし!始めよう!」と思えたのです。
長期保有を目的としてインデックス投資などの比較的にリスクが低い商品に投資をすることで、損をするリスクを抑えることができます。数百円でもよいので投資を始めて株式市場に残り続けることが大切だと思います。
投資に興味を持ち始めた人で何をすればいいのか解らないと思っている人は、こちらを参考にしてください▼
【STEP1】証券口座とNISA制度について知ろう

投資を始める前に知っておいた方が良い事として「証券口座の種類」と「非課税制度」になります。この2つの内容について解説していきます。
投資を始める際には必ず証券口座が必要になります。初心者にとっては最初の壁となります。
投資の初心者におすすめの証券口座とNISA制度

- 証券口座は「特定口座(源泉あり)」
- 非課税制度は「つみたてNISA」
証券口座の種類としては「特定口座(源泉あり)」「特定口座(源泉なし)」「一般口座」の3種類ありますが、投資の初心者であれば確定申告が不要な「特定口座(源泉あり)」の一択になります。
ほかの2つの証券口座では確定申告を行う必要があり、一般口座では自分で取引にかかる売買価格や損益を計算する必要が出てきてしまいます。
また、非課税制度についても合わせて申し込みを行いたいところですが、非課税制度にも「一般NISA」「つみたてNISA」「ジュニアNISA」「iDeCo」の4種類があります。その中でも投資初心者で少額から始めたいのであれば「つみたてNISA」が良いと思います。
非課税制度を利用するためには つみたてNISA 口座を別途で申し込む必要があります。つみたてNISA 口座で購入できる商品は金融庁で厳選された投資信託のみとなりますが、投資の初心者にとって、どの商品に投資するかを選ぶことも難しいと思います。
つみたてNISAでは厳選された商品の中から選択すればよいので、何も知らない初心者にとっては選択肢が少なくなり選ぶ苦労が少なくなります。つみたてNISAでおすすめ商品のについてはこの後で紹介します。

結論から言うと、投資初心者は証券口座は特定口座(源泉あり)と つみたてNISA の一択です。お金に余裕がある方は一般NISA(新NISA)もありです。
証券口座とNISA制度の詳細はこちらを参考にしてください▼
【STEP2】初心者の投資方法はインデックス投資の投資信託

ここでは投資の初心者におすすめの投資方法について解説します。
インデックス投資が初心者におすすめの理由として、初心者が投資の世界に触れる一番初めのきっかけとして優れていると思っています。インデックス投資は長期運用を基本として運用することが良い投資法です。
投資の初心者におすすめの投資方法

- 初心者におすすめの投資方法はインデックス投資
投資においては各種手数料や信託報酬などの運用コストを低く抑えることが重要な要素の一つです。インデックス投資は長期間で低コストの運用ができる商品が多くおすすめできます。
インデックス投資とは、日本で「東証株価指数(TOPIX)」や「日経平均株価」、米国で「ナスダック総合指数」や「S&P500指数」といった、インデックス(株価指数)に連動することを目指して運用される投資信託に投資することです。
インデックス投資は長期運用を基本として運用することが良い投資方法です。そのため多くの売買は必要がないこと、運用のコストが低いこと、少額から始められること、少額でも分散投資ができることがインデックス投資が初心者におすすめの理由です。
インデックス投資を行っている投資信託を「インデックスファンド」と呼びます。インデックスファンドと似たようなもので「アクティブファンド」というものがあります。
アクティブファンドの特徴を見るとインデックスファンドよりも儲かりそうなイメージがありますが、運用のコストが高く長期間での運用成績ではインデックスファンドの方が良い成績であることの方が多いようです。
投資信託とインデックス投資の詳細はこちらになります▼
つみたてNISAでインデックス投資から始めよう

- つみたてNISA で長期投資を前提とした低コストなインデックスファンド
インデックス投資は長期期間で定額をコツコツ積み立てていくことでリスクを低下させてリターンを安定させていける投資方法です。
そのため非課税制度の つみたてNISA ととても相性が良く、インデックス投資を つみたてNISAの枠で積み立てていくことをおすすめします。
投資信託は投資のプロが投資家からお金を集めて運用される商品です。そのため運用の経費として信託報酬といったコストが掛かります。
これはインデックス投資を行っているインデックスファンドも例外ではなくコストが掛かります。
投資信託の信託報酬は年間で数%掛かることも多いいですが、インデックスファンドは比較的低コストで0.5%を下回るファンドも多いです。

つみたてNISAで長期保有のインデックス投資がおすすめ!
インデックス投資とつみたてNISAの相性についての詳細はこちらを参考にしてください▼
【STEP3】つみたてNISAのおすすめ対象商品はなに?

初心者にとってどの商品がいいのかを選ぶことが難しいと思います。初心者にとって第2の壁となります。
つみたてNISAの対象商品を選ぼう

- eMAXIS Slim シリーズ
- 楽天・全米株式インデックス・ファンド
- SBI・V・S&P500 インデックス・ファンド
まず、対象商品を選ぶ前に資産形成として必要なことは「低コスト」「長期投資」「分散投資」です。それに該当する つみたてNISA の対象商品を選ぶことが重要です。
低コストの商品を選ぶ理由

コストには大きく3つあります。購入時のコスト「販売手数料」、運用時のコスト「信託報酬(経費率)」、売却時のコスト「税金」になります。
販売手数料は つみたてNISA の対象商品では販売手数料が0円(ノーロード)の商品が多いです。税金は つみたてNISA を利用することで最大20年間非課税となります。
注目すべきは信託報酬(経費率)になります。これは投資信託を運用、販売する会社に純資産(投資信託全体の財産)から自動的に支払われます。
毎日、評価額を算出する際にこの経費が日割りで差し引かれて算出されています。そのため信託報酬が低いことが、長期間の運用を前提とするインデックス投資では重要になります。
分散投資をする理由

分散投資の重要性として、多くの投資先に資産を分散させることで、資産運用に伴うリスクを低減させることができます。 業種の異なる企業に投資をすることで一方の価格が下がってしまった時にもう一方でその損失をカバーできるのです。
つみたてNISA の対象商品は投資信託であるため、業種の異なる企業に分散投資されているものがほとんどになっていますが、注目すべき点は「純資産額(運用規模)」になります。純資産額が多ければ多くに分散できたり、バランスをとった安定な運用が可能になるためです。

結論として、おすすめに挙げた3つの投資信託は、投資を始めようと思っている方や投資に興味を持っている方で少額から少しずつ資産形成をして行こうと思っている投資の初心者におすすめできる商品だと思います。
つみたてNISAでおすすめ対象商品の詳細はこちらになります▼
【STEP4】証券会社の選び方ポイント

証券会社にはそれぞれの会社で特徴があり、自分がやろうと思っている投資方法とあった証券会社を選ぶことが大事です。
「長期投資(インデックス投資)向け」「少額の個別株(企業株)向け」「FX(外国為替証拠金取引)向け」といった形でそれぞれに注目するポイントが異なってきます。
証券会社の選び方ポイント

- 長期投資(インデックス投資):つみたてNISA が利用できる証券会社
- 少額の個別株(企業株):単元未満株のサービスが利用が低コストの証券会社
- FX取引:取引回数が多くなるため各種取引手数料が安い証券会社
ここで投資初心者におすすめしている長期投資(インデックス投資)の場合は長期で保有する投資としては低コストで運用が可能で人気のある投資信託が取り扱われていることと、長期保有の非課税制度である つみたてNISA が利用できる証券口座であることが重要なポイントとなります。
長期投資(インデックス投資)のおすすめ証券会社

- 楽天証券 または SBI証券 の2択
それぞれの証券会社で連携サービスが行われているセットがあるので、既にいずれかの連携サービスを利用しているのであれば該当する証券会社を利用すればよいと思います。
「楽天証券」は楽天クレジットカードと楽天銀行で便利な連携サービスやポイント付与の優遇が行われています。最近はポイント付与の優遇について改悪が行われていますが、既に楽天経済圏内であれば、あえて変更するほどではないかなと思います。
「SBI証券」は三井住友クレジットカードと住信SBIネット銀行で便利な連携サービスやポイント付与の優遇が行われています。楽天の改悪もありポイント付与の優遇などではSBI証券側の方が有利になっています。
楽天経済圏外だよって方はSBI証券を三井住友クレジットカードと住信SBIネット銀行のセットで始める方が良いと思います。

私は楽天証券で投資を始めました。理由は10年ほど前にFX取引をやっていたことがあり、その時に楽天証券で開設していたため、そのまま利用を続けています。
証券会社の選び方ポイントの詳細や証券会社の特徴についてはこちらを参考にしてください▼
【STEP5】初心者が投資する金額はいくらがおすすめ?

初心者が投資を始めるのに、いくらから始めたらいいのか、いくらぐらいが目安か など気になりますよね。
ここでは初心者の私が投資を始めるために決めたことを参考に自分に当てはめて検討してはいかがでしょうか。
投資する金額の目安は?
まずは月々の投資金額の目安として基準を作り自分が無理なく始められる金額を割り出します。
具体的には月収から必ず必要となる「固定費(家賃や光熱費など)」と生活に必要な「生活費」を引いて残った金額を「貯蓄」「投資」の2つに分けていきます。
あくまで目安として算出してその金額に無理がないかを考えて、無理がありそうであれば下げる。もしくは始めた後でも変更は簡単にできるのでとりあえず始めてから考えるでも良いかと思います。
「月収にそんな余裕がないよ」って人は月収だけではなく年収で考えてみてください。私と同じサラリーマンであればボーナスがあるかと思います。
ボーナスの一部を月々に分割して投資を行うことも検討してみてください。2回のボーナスから1回で20万円を捻出できれば、つみたてNISAの利用枠である年40万円をフルで利用ができます。
初心者が投資する金額はいくらがおすすめ?

- 月々の投資目安は月収の10%程度を目安にしよう
- 生活にゆとりをもって苦しくならない程度から始めよう
月々の投資目安はおおよそ月収の10%程度を目安にスタートしてみてはどうでしょうか。
投資ばかりに気が行って、食事を無理に切り詰めたり趣味の時間を削るなど金銭的な部分ではなく生活のゆとりとして必要なものは残していきましょう。
始めて見なければ何もわからず不安が増えていきます。まずは無理がない数千円~数万円からまず始めてから、苦しければ金額を下げる、余裕が出てくれば金額を上げる、無理であればやめると割り切って考えるのがいいのかなと思います。

投資は始めるまでに時間や勇気がかかりますが、興味を持った時が始め時だと個人的には思います。
初心者が投資する金額はいくらがおすすめの詳細はこちらになります▼
【STEP6】投資の始め方おすすめ5ステップを解説

投資を始めてみようと思っても何から手を付けていいのかが、解らない人も多いと思います。
そんな本当に投資を始めても良いのかと思っている人へ、実際に私が実施した株式・投資信託・インデックス投資などの金融商品やFXに対しての始め方のおすすめステップを解説していきます。
また、初心者への注意点も合わせて紹介していきます。投資に興味を持ったけど解らないから進めない方や、投資への興味が薄れちゃう人が少なくなってくれればと思っています。
知識が無くても投資は可能か?

はっきり言うと投資の知識が全くない初心者の人でも投資を始められます。それに貯蓄が無い人や少ない人でも投資は始められます。
そして投資を始めることでお金や投資への知識が付いてきて貯金や投資できる金額を増やそうと考えるはずです。私は老後の不安から投資に興味を持って、とりあえず始めてみようからスタートしています。
始めてしまうと大切なお金ですから色々気になり調べて知識が増えて日々成長していくことが出来ます。
投資の始め方おすすめ5ステップを解説

- 証券会社を選ぶ
- 証券口座を開設
- 非課税制度の利用
- 証券口座への入金
- 金融商品(株式、投資信託、ETFなど)やFXの購入
最近は資産形成の手段として金融商品の購入やFX(外国為替証拠金取引)といった投資を始めたいと考えている人が増えているように感じています。
そうした人が増えている中でも「何から手を付けていいのか解らない」といった人多く、なかなか投資に踏み切れない人やそもそも投資への興味が薄れていった人もいるのではないかと思います。
そこで投資の始め方として証券会社の選び方から金融商品の購入までおすすめの5ステップを分かりやすくまとめています。

まずは投資に触れてみるところからスタートして知識を付けてから他を試してみる順番が失敗しないためのステップではないかと思っています。焦らずゆっくり少額からスタートしてみてはいかがでしょうか。
投資の始め方おすすめ5ステップの解説詳細はこちらになります▼
最後に
投資を始めてみようと思った方や興味を持った方に向けて、投資の考え方や始め方について解説してきました。
投資の始め方のポイントまとめだけをまとめたページの詳細はこちらになります▼
本当に投資を始めても良いのかと思っている人でも「まずは始めて見よう」と思っていただけているでしょうか。
まだ、投資に不安があって始めるのはちょっと・・・と思っている人へ、知ってほしいことを4つにまとめたページはこちらになります▼
投資はリスクを伴う行為であり、リスクを十分に理解して自分の判断で決めましょう。投資は自己責任です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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