
投資を始めてみようと思っても何から手を付けていいのかが、解らない人も多いと思います。そんな本当に投資を始めても良いのかと思っている人へ、実際に私が実施した株式・投資信託・インデックス投資などの金融商品やFXに対しての始め方のおすすめステップを解説していきます。また、初心者への注意点も合わせて紹介していきます。投資に興味を持ったけど解らないから進めない方や、投資への興味が薄れちゃう人が少なくなってくれればと思っています。
私個人が調べた内容や個人の感想のため正確性に欠ける可能性があります。投資を始める際には当サイトの内容をうのみにせず、ご自身で調べ直すようにお願いします。
投資を始めると思ったらこの流れで進めよう【投資の始め方おすすめ】

知識が無くても投資は可能か?
- 始めれば投資への知識は後からでも大丈夫
- 何のために投資を始めるのかの目的をはっきりさせよう
- 少額から投資を始めよう
はっきり言うと投資の知識が全くない初心者の人でも投資を始められます。それに貯蓄が無い人や少ない人でも投資は始められます。そして投資を始めることでお金や投資への知識が付いてきて貯金や投資できる金額を増やそうと考えるはずです。私は老後の不安から投資に興味を持って、とりあえず始めてみようからスタートしています。始めてしまうと大切なお金ですから色々気になり調べて知識が増えて日々成長していくことが出来ます。
投資の目的によって投資方法は異なってきます。投資を始めることで知識が増えて目的が変わることもあるかもしれません。目的が変わることは悪いことではなく知識を得たことで、よりはっきりとした投資の目的が見えてくるのだと思います。
とりあえずで投資を始めて大丈夫なのかと心配になることもあるかと思います。いきなり生活が苦しくなるほどの金額を投資することはダメだとはっきり言えます。投資の知識が全くない初心者の人は少額から投資を始めることをおすすめします。投資を始めて知識を蓄えて成長してから投資リスクへの考えて金額を上げていくことを強くおすすめします。

投資を始めて一番驚いたのがお金への意識が高くなり色々調べたり行動できるようになっていったことです。私自身はすごくめんどくさがり屋で何をするにも腰が重い人でしたが、投資を始めてお金への意識が高くなり無理のない範囲での節約を考えたり、このブログを立ち上げたりと行動力も上がってしまいました。まずは始めることで色々変わってくることがあると実感しているので数百円からでも始めることが大切かなと思っています。
投資の始め方おすすめステップ
- 証券会社を選ぶ
- 証券口座を開設
- 非課税制度の利用
- 証券口座への入金
- 金融商品(株式、投資信託、ETFなど)やFXの購入
最近は資産形成の手段として金融商品の購入やFX(外国為替証拠金取引)といった投資を始めたいと考えている人が増えているように感じています。そうした人が増えている中でも「何から手を付けていいのか解らない」といった人多く、なかなか投資に踏み切れない人やそもそも投資への興味が薄れていった人もいるのではないかと思います。
そこで投資の始め方として証券会社の選び方から金融商品の購入までおすすめの5ステップを分かりやすく解説していきます。
投資の始め方 おすすめのステップ

投資の始め方 ステップ1・証券会社を選ぶ

株式、投資信託、ETFなどの金融商品やFXは証券会社で注文・取引をする必要があり、金融商品やFXで投資を行うには証券会社で口座を開設することが必須となります。その証券会社ごとに色々な特徴や取り扱う商品が異なっていて投資の目的にあった証券会社を選ぶことが必要です。
証券会社は店舗を構えて営業マンとやり取りする「総合証券」と、店舗がなくインターネットで取引を行う「ネット証券」の大きく2種類があります。どちらにもメリット・デメリットはありますが、低コストで取引ができるネット証券の方がおすすめです。個人的に投資は「低コスト」「分散投資」「時間分散」が大事だと思っています。
長期保有向きのネット証券
将来に向けての資産形成として短期の売買で利益を得るやり方ではなく、コツコツ積み立てながら経済の長期的な成長で利益を目指す投資方法となります。主な投資対象としては投資信託やETF(上場投資信託)になります。
長期保有向きのネット証券としては「 楽天証券 」「 SBI証券 」をおすすめします。おすすめの理由としては「手数料の安さ」と「取扱商品の量」になります。また、非課税制度である「NISA」「つみたてNISA」「ジュニアNISA」の口座が利用できます。とりあえず「NISA」や「つみたてNISA」から始めて見ようと思っている方はこの2つから選択するのが良いと思います。
また、2つの証券会社とも関連する銀行やクレジットカードでポイント付与や連携なんかもできるので、既に銀行口座や該当のクレジットカードを保有している場合は特に良いのではないかと思います。
銀行口座や該当するクレジットカードが無い方は、「 SBI証券 」の方でクレジットカードと合わせて検討してみるのがよいのかなと思います。 他にもTVCMなどで見かける「GMOクリック証券少額個別株向きのネット証券
単元未満株(ミニ株、S株、いちかぶ)で個別株(企業株)を少額からコツコツ買い足していき、配当金や企業の成長で利益を目指す投資方法となります。こちらの場合は企業が急成長したら株を売却などある程度、株の売買で利益を取ることもできますがメインは配当金かなと思います。
少額個別株(企業株)向きのネット証券としては「 SBI証券 」「SBIネオモバイル証券」「LINE証券個別株は基本的に最低取引の単位が100株(単元株)となっていますが、単元未満株(ミニ株、S株、いちかぶ)と呼ばれるサービスとして1株から個別株を購入することが出来ます。少額でも企業の株主になることが出来て配当金も受け取ることが出来ます。ただし、株主優待については最低でも単元株(100株)を保有していることが条件になっていることが多いです。
単元未満株(ミニ株、S株、いちかぶ)で配当金をコツコツ積み上げようかなと考えている方はこちらの証券会社3つの中から選択してみましょう。
FX(外国為替証拠金取引)向きのネット証券
FXは米ドルと日本円を交換するなど、通貨と通貨を交換する取引で証拠金を預けて行う投資方法です。証拠金で取引が出来るFXでは「レバレッジ○倍」という形で「証拠金に対して〇倍の取引」が可能になります。これは利益としても○倍を期待できますが、損失としても○倍となる点について注意が必要です。
FX(外国為替証拠金取引)向きのネット証券としては「GMOクリック証券「GMOクリック証券」は取引コストの安さが魅力で、「DMM FX」は総合力が高く初心者におすすめです。「DMM FX」は口座開設数が80万口座以上と業界トップクラスで初心者でもFXに入りやすいように徹底サポートしているようです。
他にも「みんなのFX
証券会社を選ぶポイントとしては自分がどんな投資方法を始めようとしているかによって、選ぶ証券会社のポイントが変わってきます。「投資方法なんて決めていないよ!」って方は長期保有向きのネット証券でつみたてNISAから始めて見るのがいいかと思います。複数の証券会社で口座を開設することが出来ますので、必要になったタイミングでやりたい投資に合う証券口座を選んで行けばよいです。
証券会社の詳細はこちらを参考にしてください▼
投資の始め方 ステップ2・証券口座を開設

利用したい証券会社が決まったら実際に証券口座を開設します。ネット証券なら最短で即日に自宅から無料で開設が可能です。口座開設を開設する際には身分証明書やマイナンバーの提出が求められますので手元に準備しておきながら始めましょう。
証券会社で口座を開設する際に躓きやすい点としては口座の種類かなと思います。口座の種類としては「特定口座(源泉あり)」「特定口座(源泉なし)」「一般口座」の3種類ありますが、めんどうな確定申告が不要となる「特定口座(源泉あり)」しかないかなと思います。もちろん確定申告した方が節税になるケースもありますが、もう少し投資や税金について知識が増えた際に検討すればよいかと思います。とりあえず始めて見ようという方は「特定口座(源泉あり)」で問題ないと思います。
ネット証券を口座開設する際にぜひ活用したいのがキャンペーンです。各証券会社ではよく新規口座開設に対してのキャンペーンをしていることが多いので口座開設の手続きに進む前に確認しておくことをおすすめします。
FXでは証券口座と別にFX専用の口座を開設する必要がある証券会社があります。手続きとしては証券口座の開設より簡単だと思いますのでFXをやってみたいと思っている方は合わせてFX用の口座作成をしてください。
- 証券会社の公式ホームページでキャンペーンを確認
- 口座開設申込をタップ
- メールアドレスを入力
- メールで届く認証コードを入力
- 住所等の情報を入力
- 各種規約等を確認
- 証券口座開設方法を選択
- 証券口座開設申込が完了
- 本人確認書類の提出
- 発行された情報でログイン
- 提出する書類を選択
- 本人確認書類を提出
- 初期設定
- 発行された情報でログイン
- 職業や勤務先などの情報を入力
- 銀行口座のの情報を入力
- 初期設定が完了
証券口座を開設する際の大まかな流れとしては上記のような流れとなります。選択した証券会社で詳細な手順や選択肢の意味がしっかりと記載されているので確認しながら進めれば困ることはないかなと思います。

どこの証券会社でも口座開設について、ヘルプページがしっかりしていると思うのでそこまで迷うことはないかと思います。事前に必要な身分証明書やマイナンバーをしっかり準備しておけば時間もかからずに開設することが出来ると思います。
投資の始め方 ステップ3・非課税制度の利用



証券口座では「特定口座(源泉あり)」(特定口座(源泉なし)、一般口座)の口座を開設しましたが、非課税制度であるNISAを利用しない手はないと思います。この制度は「NISA」「つみたてNISA」「ジュニアNISA」があり開設した証券口座と合わせて申込ができる証券会社もありますが、別に申し込む必要があります。ただし、FX(外国為替証拠金取引)ではこの制度の利用はできません。
NISA は株式・投資信託等を年間120万円までの購入と最大5年間非課税保有期間、つみたてNISA は投資信託を年間40万円までの購入と最大20年間非課税保有期間で、非課税保有期間で増えた利益に対しては税金が掛からない制度です。NISA は2024年1月から「新NISA」として2段階に変更になります。主な変更点としては「年間120万円→年間122万円」に増えましたが「1階部分の年間20万円分は積立投資のみ」となり「2階部分(旧NISAと同じ)は年間120万円→年間102万円」に減額となっています。

これから投資を始めようと思っている方は少額で「つみたてNISA」から始めて見るのが良いと思います。「つみたてNISA」は爆発的に資産が上下するような商品の購入は出来ません。金融庁が厳選した投資信託のみで制限があるため、投資を行いながら他の投資について勉強していくのがいいかと思います。私は「つみたてNISA」から始めて今では少額ではありますが「高配当ETF」と「つみたてNISA」の2本立てで運用を進めています。
つみたてNISAとインデックス投資の相性についての詳細はこちらになります▼
投資の始め方 ステップ4・証券口座への入金

証券口座とNISA口座の開設が完了したら実際に証券口座への入金を行います。証券会社によって入金の方法が複数用意されていて「リアルタイム入金」「銀行振込」「自動入金(スイープ)」などがあります。FXでは証券口座と別口座にこともあるため「FX口座に移動」する手順が必要になります。
- リアルタイム入金
- 提携金融機関のインターネットバンキング口座から、即時(リアルタイム)に振込入金するサービス
- 銀行振込
- ATM・銀行窓口や提携金融機関以外のインターネットバンキングサービスから自分の入金専用口座にお振込みするサービス
- 自動入金(スイープ)
- 株や金融商品の購入で証券口座の残高が足らない場合に連携可能な金融機関の銀行口座残高から自動で入金してくれるサービス

証券会社を選ぶ際にも触れましたが銀行やクレジットカードを利用したい証券会社の提携機関と合わせることで便利に使える機能が増えてきます。投資を始めて少額からやる場合でもポイントなどの優遇もあり、将来的なことを考えると証券会社と提携機関を合わせておきたいところです。
投資の始め方 ステップ5・金融商品の購入

証券口座への入金を終えて、いよいよ株や金融商品の購入になります。各証券会社では「日本株」「米国株」「投資信託」「ETF」などを検索する機能があり、そこから検索して投資を行う株や金商品を探していきます。
ただ、これから投資を始めようとする人からすると何の知識もなく沢山の種類から選ぶことはとっても困難です。そこで先ほどおすすめした「つみたてNISA」では金融庁が基準に沿って厳選した投資信託のみ投資が可能なため、そこから選択することで選択範囲が狭まります。それでも1,000本以上の商品があるのでネットやSNSで人気の商品をおすすめします。これは私も実際につみたてNISAで毎月積み立てしている商品でもあります。
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
- 楽天・全米株式インデックス・ファンド ※楽天証券のみ
- SBI・V・S&P500 インデックス・ファンド ※SBI証券のみ
eMAXIS Slim シリーズは手数料が安く低コストで運用ができるシリーズで中でも 全世界株式(オール・カントリー)は「オルカン」とも呼ばれこの商品を購入することで全世界の株式に分散投資が行える商品です。また、同じeMAXIS Slim シリーズのeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は米国のS&P500の株価指数と連動を目指す運用を行う人気の商品です。
楽天・全米株式インデックス・ファンドは楽天証券のみで取り扱われている商品です。楽天証券で口座開設している場合に購入することが出来てこちらも人気の商品となっています。私は楽天証券で口座開設しているのでこの商品も積み立てているものの一つです。
SBI・V・S&P500 インデックス・ファンドはSBI証券のみで取り扱われている商品です。SBI証券で口座開設している場合に購入することが出来てこちらも人気の商品となっています。
おすすめ以外を検討する場合でも金融商品を選ぶ際に気を付けるポイントとして「低コスト」「純総資産額」「分散投資」を意識すると良いと思います。
「低コスト」は投資信託やETFなどの金融商品は運用のプロが経済の状況や投資先について運用を行っているためその運用経費として年率数%の報酬を支払います。:信託報酬が低ければ運用のコストが安く利益が多く見込めるということで私は「信託報酬=0.2%未満」を基準として検討しています。もちろん例外として超えるものもありますが多くても倍程度になります。
「純総資産額」はその商品を運用している規模になります。規模が大きければ「分散投資」の効率も良くなり安定した運用が行えることになります。私としては特に基準は設けていませんが、投資先の候補として複数を選び比較する際のポイントとしてみています。
もちろん個別株(企業株)の購入を行うこともできますが、投資を始めて見ようという方は「つみたてNISA」で投資に触れてからでも良いのかと思います。

まずは投資に触れてみるところからスタートして知識を付けてから他を試してみる順番が失敗しないためのステップではないかと思っています。焦らずゆっくり少額からスタートしてみてはいかがでしょうか。
まとめ

- 始めれば投資への知識は後からでも大丈夫
- 何のために投資を始めるのかの目的をはっきりさせよう
- 少額から投資を始めよう
投資を始めてみようと思った方や興味を持った方に向けて、投資の考え方や始め方について解説してきました。本当に投資を始めても良いのかと思っている人でも「まずは始めて見よう」と思っていただけているでしょうか。
本日のまとめの事を頭の片隅に入れて、自分の環境や目的に合わせた投資を進めて成長していただければと思います。SNSなどでは投資に使える金額がモンスター級の方々が多くいますが私を含めて「投資に回せない!生活するのにカツカツだよ!」って人が多いと思います。それでも少額から投資を始めて見ることのメリットはお金以外でも大いにあると思うので投資へのリスクを理解しつつ投資をスタートしてみてはいかがでしょうか。
投資の始め方シリーズをまとめたページはこちらになります。
要点だけをさっくりとご覧になりたい方はこちらのページをご覧ください。
投資はリスクを伴う行為であり、リスクを十分に理解して自分の判断で決めましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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