始めての投資つみたてNISAのおすすめ理由メリットとデメリット

つみたてNISA

投資に興味があってまだ始めていない方、投資を始めた初心者でつみたてNISAを始めてない方を中心に投資の一歩目としてつみたてNISAをおすすめします。投資初心者の私がおすすめの理由と合わせてメリットとデメリットについて解説していきます。

私個人が調べた内容や個人の感想のため正確性に欠ける可能性があります。投資を始める際には当サイトの内容をうのみにせず、ご自身で調べ直すようにお願いします。

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始めての投資つみたてNISAのおすすめ理由メリットとデメリット

投資に興味があってまだ始めていない方、私含めて投資を始めたばかりの初心者が困るのが、どこにどのくらいの金額を投資をしていいのかを選択することです。そんな方におすすめするのがつみたてNISAになります。

おすすめ理由
  • 年40万円が最長20年間で非課税
  • 金融庁の基準を満たす低コストの商品のみ投資
  • 初期設定だけであとは自動でお任せ

年40万円(月:33,333円)と上限がとりあえずの投資金額目標となり、投資できる商品も金融庁の基準を満たす商品に厳選されて、初期設定をすればあとは自動的につみたてされるため、投資初心者には始めやすい投資と考えます。とりあえずつみたてNISAを始めてから、お金や投資の勉強をしている間でも月々自動で投資がされていきます。

始めての投資はつみたてNISAをおすすめする理由メリット

「つみたてNISA」とは、積立用のNISA(少額投資非課税制度)です。投資によって得られる売却益や分配金が非課税になります。また、積立でないNISAは「一般NISA」と呼ばれています。ほかに20歳未満を対象とした「ジュニアNISA」がありますが2023年末での終了が予定されています。

「一般NISA」は2024年から新しいルールに変わりますが、「つみたてNISA」では変更がなく終了予定の2042年末まで年間40万円を非課税として投資することが出来ます。「つみたてNISA」で2042年に積み立てたものは2061年末まで非課税で運用が可能です。

金融庁ウェブサイト (https://www.fsa.go.jp/rules/index.html)
金融庁ウェブサイト (https://www.fsa.go.jp/rules/index.html)

つみたてNISAおすすめメリット① 運用益が20年間非課税

日本では投資で得た利益に対して「所得税+復興特別税:15.315%」「住民税:5%」のトータルで”20.315%”の税金がかかります。例として特定口座(源泉徴収あり)で10万円の利益が出た状態で売却した場合、2万315円の税金が差し引かれて7万685円が受け取れるというわけです。「つみたてNISA」では購入した年から20年間は売却しても上記の税金が掛からずに10万円を受け取れます。

では、非課税期間の20年間に売らなかった場合はどうでしょう。この場合は非課税期間が終了するとNISA口座から一般の証券口座(特定口座(源泉徴収あり))に移管されますが、その移管時の評価額で取得したこととなります。例として購入した年に10万円で購入したものが20年後の移管時に15万円だったものを17万円で売った場合は移管時の15万円からの利益である2万円に対して20.315%の税金が掛かります。逆に移管時に15万円だったものを14万円で売った場合は損失が1万円として実質4万円の利益でも税金はかかりません。

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つみたてNISAおすすめメリット② 積立は少額から可能

「つみたてNISA」で投資できる金額は年間40万円、月にすると33,333円までとなっていますが、あくまで“上限”で実際に投資する金額は自由に決められます。

購入できる商品は1口=1円のものが多く、最低投資額は証券会社によって異なりますが一般的には月1000円からというの多くて100円で購入できるところもあります。

年間40万円をフル活用した方がメリットは大きいですが、無理して満額を積み立てる必要はないです。また、月々3万はキツイって場合でもボーナス設定や増額設定などで月々1万円とボーナス月で5万円などの設定が行える証券会社もあります。

他の証券会社について検討した内容の詳細はこちら>>>投資の始め方は?証券会社の選び方ポイント【初心者は何から始める】

つみたてNISAおすすめメリット③ 低コストな投資信託

「つみたてNISA」では金融庁の定める基準を満たした投資信託・ETFのみが購入できます。販売手数料が無料(ノーロード)の商品や、信託報酬も年0.5%以下など低く設定されている商品が中心で約200本の商品に絞られています。(2022年6月時点)

販売されている商品は証券会社によって異なりますが約100本~200本の商品の中から積立する商品を選んで積立をしていくことになります。商品数が絞り込まれているとはいっても初心者にとってはまだ多すぎる本数ではありますが、世の中には6000本を超える投資信託があるのでその中から約200本程度に絞られていることは始めやすい要因の一つです。

私が実際に積立している商品の詳細はこちら>>投資初心者初めてのつみたてNISA【インデックスファンド4つ】

つみたてNISAおすすめメリット④ 自動積立で手間なし

積立の頻度は証券会社によって異なりますが「毎日」「毎週」「毎月」といった形で設定ができます。自分で指定した金額が指定した日に自動的に引き落とされます。最初に金額や購入ペースを設定すればあとは自動的に積立されていきます。また、購入の手続きが始まっていない月以降の積立内容は後からでも変更が可能です。

また、初心者にとって難しい購入するタイミングについても指定した日にちに購入されるため、自分自身で購入の判断する必要がないです。

私が使っている楽天証券の設定詳細はこちら>>投資初心者がつみたてNISAの積立設定をやってみた

つみたてNISAおすすめメリット⑤ ドル・コスト平均法

積立設定で購入するタイミングを選べないことが不安になる方もいるかと思います。「初心者だから購入するタイミングがわからなくても高く買って損はしたくない」と思うと思いますが、商品を毎月同額ずつ積み立てることで、 評価額(=商品の価格)が下がっているときには多く買い、評価額が上がっているときは少なく買うことになるため、評価額が高いときに一括で購入などを防げるうえに、景気や株価が回復すると利益が出やすいというメリットが買い方を「ドル・コスト平均法」と言います。

この「ドル・コスト平均法」にもデメリットはあり価格が上昇し続けた場合は一括投資のほうが有利になります。しかし、これから投資を始めようとしている方にとっては一回に多額の金額を投資するよりもコツコツ積み立てで投資するから始める方が私は良いと考えています。

もちろん多額のお金が必要であり、なるべく底値で買う力(=相場予測)が必要になってくるため、「つみたてNISA」から始めてある程度の投資知識を身に着けてからでも良いと思っています。

投資に興味ありの方や始めたばかりの方に向けて、つみたてNISAから始めるメリットをあげてきました。投資にはリスクがあることと、投資しないことにもインフレなどによるリスクがあることを理解して投資をやるやらないを判断していただければと思います。

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始めての投資はつみたてNISAをおすすめする理由デメリット

つみたてNISAおすすめデメリット① 限られた商品

メリットとしても上げていますが「つみたてNISA」では金融庁の定める基準を満たした投資信託・ETFのみが購入できます。そのため、自分自身で調べて「この商品に投資したい!」と思っても取り扱いがない場合があります。投資初心者に向けてということであれば基準を満たした約200本から選択するのも難しいと思うので、これから投資を始めてみようと考えている方についてはあまりデメリットにはならないと思います。

つみたてNISAおすすめデメリット② 投資上限が年間40万円

「つみたてNISA」では決められた商品の中で年間40万円までしか投資を行うことが出来ません。そのため、投資可能なお金に余裕がある場合やリスクを多くとってでも高いリターンを求める方には不向きかもしれません。ただ投資可能なお金に余裕がある場合は「つみたてNISA」と合わせて他の投資をやるでも問題ないですが、入金力がある程度ある方は「一般NISA」の方が向いているかもしれません。

「つみたてNISA」は私を含めて年間40万円くらいまでからスタートしたい初心者向けかと思います。

つみたてNISAおすすめデメリット③ 非課税枠の持越し不可

「つみたてNISA」は年40万円まで得られた利益が20年間の間は非課税になる制度です。この非課税枠である年40万円はその年に新規で購入できる非課税枠となります。そのため、既に購入している商品を売却しても非課税枠は回復しません。また、非課税枠の上限まで購入しなかった場合でも翌年に繰り越すといったことは出来ません

上記の理由もあり年40万円分の月々33,333円で満額を利用することが最も有効活用できる金額となります。ただ年初めの1月から利用開始でない場合は月々33,333円以上を投資しなくてはいけないため、私はつみたてNISA初年度は満額利用しない予定にしています。

つみたてNISAおすすめデメリット④ 損益通算ができない

「つみたてNISA」に限らず投資においては元本割れのリスクが生じることもあります。もし損失が出た場合は証券口座の特定口座や一般口座であれば、利益と損失を合算して確定申告をすることで利益を少なくして税金の支払いを少なくする「損益通算」ができますが、NISA口座(一般NISA、つみたてNISA、ジュニアNISA)については損益通算の対象外となります。

また、「損益通算」を行っても利益を超える損失がある場合は最大で3年間はその損失を繰り越して翌年の利益から差し引くことができる「繰越控除」というものがありますが、こちらもNISA口座(一般NISA、つみたてNISA、ジュニアNISA)については繰越控除の対象外となります。

ただ、「つみたてNISA」としては長期保有を前提として保持する目的のため基本的には売却することはなく20年後に売却するか移管するかを検討することになります。そのころまで投資を続けていれば上記のような制度についてもある程度は理解できるようになっていると思いますし、これから始めるにあたってはそこまで気にする必要はないかと思います。

「つみたてNISA」のデメリットについては、これから投資を始める方や投資を始めたばかりの方に対してはあまりデメリットとはならないような事が多いです。ただし投資にはリスクがありますのでその辺を理解して、うまくつみたてNISAを活用してもらえればと思います。

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まとめ

本日のまとめ
  • 投資に興味があるなら「つみたてNISA」から始めるべき

この記事を書いている2022年6月時点では私の投資歴もまだ2,3カ月程度です。それでも投資に興味を持って実際に始めることで投資に関することを調べたり勉強したりブログにしたりと徐々に知識を深めることが出来てきていると思います。「とにかく始めなければ始まらない。」の精神で進めてきて本当に良かったと思っています。

投資に興味を持ち始めた方は証券口座や投資先について記事にしていますので是非ご覧ください。

やっぱりあと一歩前に進めないなという方はこちらの記事を是非ご覧ください。

投資はリスクを伴う行為であり、リスクを十分に理解して自分の判断で決めましょう。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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