投資初心者でも高配当投資で配当金をもらう方法【日本&米国高配当ETF】

高配当投資

投資初心者の中には配当金や分配金で配当生活なんて考えた方もいるのではないでしょうか。いきなり配当生活は難しくても、高配当の個別株やETFをコツコツ買い足していくことで、将来や今の生活を豊かにできます。そんな高配当株やETFについての基本を解説していきます。

私個人が調べた内容や個人の感想のため正確性に欠ける可能性があります。投資を始める際には当サイトの内容をうのみにせず、ご自身で調べ直すようにお願いします。

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投資初心者でも高配当投資で配当金をもらう方法【日本&米国高配当ETF】

投資初心者が配当金をもらう方法
  • 投資初心者には少額でも分散投資できるETFがおすすめ
  • 高配当ETFは米国がおすすめ
  • 日本の高配当ETFは為替リスクがなく今ならおすすめ

配当金は個別株を購入して株主となることで年に1回~数回の配当金を受け取ることができますが、個別株はひとつの企業の株を購入するのに「単元株」といわれる購入に必要な株数が決められています。

そうすると、あらかじめ多くのお金が必要になって投資初心者にとっては手が出しづらい投資方法に見えてしまいます。

そこで少額から購入できるETFについて解説をしていきます。

証券会社によってはミニ株や1株から個別株(単元未満株)を購入するサービスもあります。

日本の高配当株で少額から始める個別株投資の詳細についてはこちらになります▼

高配当ETFについて知ろう

高配当ETFとは
  • 配当利回りの高い株式で構成されたインデックス投資のファンド

ETF(上場投資信託)と呼ばれる投資信託を株式のように取引するものがあります。ETFは投資信託のためプロの投資家が運用方針に沿って投資を行い、運用した利益を「分配金」として年に1回~数回受け取ることができます。

ETFは普通の株式と同じように1株から購入することが出来て、しかもプロによる分散投資されている商品になります。

投資初心者が配当金をもらう方法としておすすめできるのが、少額で分散投資ができ、「分配金」がもらえる可能性がある高配当ETFです。

ETFとは

ETFとは、Exchange Tranded Fundsの略で「上場投資信託」という意味です。つまり高配当ETFは配当をたくさん出す企業の株式で構成された上場投資信託のことです。

基本的には、日本の高配当ETFは日経平均株価、TOPIX(東証株価指数)、東証REIT指数等の指数に連動するように運用されているインデックス投資の投資信託で、証券会社で証券口座を開設することで株式同様手軽に売買できます。

ETFの仕組み

ETFは一般的な投資信託と同様に、対象となるインデックス指数と似たような銘柄で構成されているため、ETFも投資信託同様に1銘柄に投資するだけで分散投資がされていることになります。

ETFと投資信託の違いは、上場か非上場かが大きな違いになります。

上場しているETFは、株式と同様、リアルタイムで相場の値動きが行われ、リアルタイムに売買が可能です。

投資信託は1日に1回の取引で1万口あたりの基準価額に対して1口=1円での取引となります。

一般的にETFが連動を目指す指数は複数の銘柄で構成されているため、ETFの投資対象も複数の銘柄になります。よってETFは、投資信託同様、1銘柄に投資するだけで分散投資が可能となります。

また、ETFは取引所に上場しているので、株式のようにリアルタイムで取引することができます。

ETFの運用には手数料が必要

ETFは投資初心者にとっては難しい「分散投資」「分析」「投資資金」に対して「少額でも分散投資」「専門的な指標を分析する必要がない」「少額から投資ができる」などのメリットがあります。

その代わりにプロが運用するため「信託報酬(経費率)」という手数料みたいなものが必要になります。

また、「配当・分配金」が支払われるということは、そのETF内で再投資されないたので、分配金を再投資する場合は自分で再度購入する手間がデメリットになります。

信託報酬とは

ETFを管理・運用してもらうための経費として、ETFを保有している間はずっと支払い続ける費用のことです。これは別途支払うのではなく、年率の値が日割りされて基準価額の計算時に費用として信託財産から差し引かれます。

ETFにもたくさんの種類があり高配当ETFと呼ばれるは分配金が多く見込めるものもあります。

もちろん分配金は運用で出た利益から配られるため少なくなることや分配金が0円となる場合もあります。

また、ETFは純資産からの分配を禁止されていて、純資産から配当を捻出すること(タコ足配当)が禁止されています。

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高配当ETFのメリットとデメリット

高配当の仕組みが分かったところで、高配当ETFのメリットとデメリットを解説していきます。

高配当ETFのメリット

高配当ETFのメリット
  • 少額から分散投資ができる
  • 短期的な値動きが安定している
  • 安定的に配当として利益が見込める

高配当ETFは投資のプロが投資先を分散させたセット商品みたいなもののため、投資初心者で投資に回せる金額が少なくても、分散投資が行えます。

また、短期的な値動きが安定しているため急激な乱高下は少なく安定的に配当・分配金で利益が見込めて長期保有に向いています。

高配当ETFの平均的な配当金利回りは約2%程度で、一般的に高配当と呼ばれる配当利回りは3%を超えるものが目安になります。

高配当ETFのデメリット

高配当ETFのデメリット
  • 短期間で大きな利益はムリ
  • 自動で再投資ができない
  • 複利の効果は得られにくい

高配当ETFのメリットでもある短期的な値動きが安定しているため、短期的に大きな利益は見込めないです。

また、配当・分配金はサラリーマンでは一択となる特定口座(源泉徴収あり)の場合は税金が引かれた状態で手元に入金されるため、配当・分配金を再投資する際には自分で再度購入する必要があります。

また、ETFの運用で出た利益から配当・分配金が支払われるため、高配当ETFでは複利の効果が得られにくくなります。

高配当ETFのメリット/デメリットを理解することが重要です。高配当ETFは短期的に利益が欲しい方よりも長期的に保有して利益を配当・分配金を見込む方に向いています。

日本と米国の高配当ETFの違い

高配当のメリットとデメリットが分かったところで、日本と米国の高配当ETFについて解説していきます。

日本ETFと米国ETFはどっちがおすすめ?

日本高配当ETFと米国高配当ETでは組み入れている株の種類が異なります。

日本高配当ETFは日本国内の上場株式を対象に運用されているのに対して、米国高配当ETFは米国取引所の上場株式を対象に運用されているのが大きな特徴です。

そのため、日本高配当ETFは日本時間の間で取引が出来ますが、米国高配当ETFは米国時間の取引時間で取引が可能になります。

もちろん日本高配当ETFは円での購入や配当・分配金が支払われますが、米国高配当ETFはドルでの購入で配当・分配金もドルでの支払いになります。

ただ米国株式と同じようにETFでも「円貨決済」で購入することが出来るので、購入に関してはあまり意識する必応はありません。

円貨決済とは

証券会社が証券口座の日本円をドルに両替して直接、米国株を購入できる方法です。自分が保有するドルか、自分で日本円からドルに両替したドルで購入する場合は「外貨決済」となります。

円貨決済イメージ
外貨決済イメージ

経済の成長が期待できる米国の高配当ETFがおすすめ

米国の経済は「オイル・ショック」「ブラック・マンデー」「リーマン・ショック」などいくつもの暴落を経験しながらも、長期間で見ると常に右肩上がりに成長しています。

将来のことはだれにもわかりませんが、投資対象として考えればインデックス投資と同じように高配当投資でも、今後の経済成長が期待出来て過去の実績が十分にある米国を投資先として選択するのが最適だと考えています。

ただ海外に投資する場合には「為替リスク」も考えておく必要があります。

米国の高配当ETFについての詳細はこちらになります▼

2022年5月時点では日本高配当ETFの検討もあり

2022年5月時点で円安ドル高の傾向が強くなっていて、しばらくはこの円安ドル高が続くと考えられています。

円安ドル高が強い現時点で米国高配当ETFを購入しても、同じ日本円の金額で購入できる量が少なくなること、購入した米国高配当ETFの値段は変わらなくても円安ドル高の傾向が弱まれば為替レートの差でマイナスとなってしまうことを考えると「為替リスク」のない日本高配当ETFも検討の余地があります。

実際に私が始めて購入した高配当ETFは日本株を対象とした日本の高配当ETFです。

「為替の問題」と「投資」は切り離して考えるべきで、円安ドル高を理由に米港への投資を行わないのは、投資機会の損失の方が問題だと見かけます。

しかし、既にある程度の資産を持っている人たちの話で、投資できる金額が少なく投資を始めて数か月の初心者には「為替の問題」は大きな問題であると私は思っています。

※2022年5月時点のドル円相場は円安ドル高で記事を書いている時点では1ドル=約128円となっています。

私が購入した日本高配当ETF

私が実際に購入した日本の高配当ETFは「MAXIS高配当70MN (1499)」「ISMSCI高配当ETF (1478)」「Iシェアーズ・コアJリート (1476)」の3つになります。

円安がいつまで続くのかは不透明なため、日本高配当ETFを購入したわけですが、円安が落ち着けばもちろん米国高配当ETFの購入を進めていきます。

日本の高配当ETFについての詳細はこちらになります▼

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まとめ

まとめ
本日のまとめ
  • 初心者はETFで「分配金」をもらおう
  • おすすめは経済成長が期待できる米国高配当ETF
  • 投資初心者で少額投資であれば為替レートも気にしよう

投資初心者には、よりリスクの低いETFで「配当・分配金」を受け取ることをおすすめします。

高配当ETFの中でも米国高配当ETFがおすすめです。

米国高配当ETFを購入するためにはUSドルが必要になるので、特に投資を始めた初期については為替相場も気にしておくのが良いでしょう。

単元未満株での高配当個別株投資の詳細についてはこちらになります▼

投資の初心者に始め方を完全解説したページはこちらになります▼

投資はリスクを伴う行為であり、リスクを十分に理解して自分の判断で決めましょう。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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