
たくさんの投資方法がある中で投資初心者が始めて投資するのに何を選べばよいのか、わからなくなると思います。そんなたくさんの投資方法から、私が始めての投資として選んだ「インデックス投資」と「投資信託」について解説していきます。
※私個人が調べた内容や個人の感想のため正確性に欠ける可能性があります。投資を始める際には当サイトの内容をうのみにせず、ご自身で調べ直すようにお願いします。
投資の始め方は?インデックス投資と投資信託【初心者は何から始める】

始めての投資には「インデックス投資」がおすすめ!
投資方法 | ざっくり概要 | 投資始めの感想 |
---|---|---|
株式投資 | 株式を購入して企業の株主となる | 基本100株単位で元手がいるなぁ |
投資信託 | 専門家が株式や債券などで運用する | 小額から投資できそうだ |
ETF(上場投資信託) | 投資信託を株式のように取引する | 投資信託と同じ様だけど株みたいに購入できるのか |
REIT(不動産投資信託) | 投資信託の不動産版 | 投資信託の不動産版ね |
FX(外国為替証拠金取引) | 通貨の売買 | 昔に痛い目に合った記憶が、、、 |
外貨預金 | 日本円以外で預金 | いまのところはよいか |
国債 | ・・・ | いまのところはよいか |
暗号資産(仮想通貨) | ・・・ | いまのところはよいか |
投資を始めて見ようと考えた時に一番初めに思い浮かぶのが「株式投資」だと思います。
ただ、株式投資には多くのお金が必要だったり、株に詳しくないとギャンブルみたいな感じではないかと思うことが多いのではないでしょうか。
そこで投資初心者にお勧めする投資方法として「インデックス投資」をおすすめします。
インデックス投資では、少額の資金で分散投資ができシンプルでわかりやすく、投資の初心者におすすめする投資方法です。
そんなインデックス投資とは何かや、メリットとデメリットについて解説していきます。
インデックス投資を知ろう

投資は自分か投資する目的に合っているのかが重要な要素になります。
目的と合わない投資を行うと、せっかく始めた投資が嫌になったり、興味が無くなったりなど、せっかく始めた投資をやめてしまうことも少なくないです。
投資の初心者におすすめするインデックス投資について、メリットやデメリットを解説していきます。
インデックス投資とは

インデックスとは株式市場の動きを表す指数のことで、インデックス投資は特定の指数に連動した運用を目指す投資方法のことです。
日本で代表的なインデックス(指数)には、日経平均株価やTOPIXなどがあります。
米国の代表的なインデックス(指数)として、S&P500やNASDAQといった指数が有名で、近年では注目を集めているインデックスです。
インデックス投資のメリット

- インデックス(株価指数)と同じ値動で分かりやすい
- 長期投資向き
- 投資の手間がそれほどかからない
インデックス投資は株価指数と同じ値動で分かりやすい
インデックス投資はインデックス(株価指数)と同じような値動きを目指して運用されるため、投資初心者でも解りやす投資です。
そのため、複雑な投資の知識がなくても気軽に始められます。
インデックス投資は長期の運用で安定した利益を狙う
インデックス投資では米国の代表的な株価指数であるS&P500を例にすると、1950〜2020年の米国株価指数のS&P500に投資した場合、期間が1年では約−38% 〜 約+45%とリターンの幅が大きくなっていますが、期間が15年では年平均のリターンが約+1% 〜 +約15%とリスクが小さくなっていくデータもあります。
インデックス投資はすぐに資産が何倍にもなる投資ではなく、長期間の運用で安定した利益を狙う投資になります。

投資の複雑な知識が不要で分かりやすいインデックス投資は投資初心者に向いている投資方法です。
インデックス投資のデメリット

- インデックス(株価指数)以上のリターンは望めない
- 元本割れの可能性がある
インデックス投資はすぐに何倍にも増やす投資ではない
インデックス投資は将来に向けた資産を形成するための投資として有効な方法です。
そのため、今すぐ資産を何倍にも増やしたいといった人には向かない投資になります。
投資初心者では、始めての投資としてインデックス投資を行いながら、資産形成のスピードを上げるためにインデックス投資以外の投資方法を勉強していけばよいと思います。
元本割れの可能性がある
これはインデックス投資に限った話ではなく、投資といった行為には常に元本割れの可能性があります。
どうしても元本割れする可能性があるものに手を出したくないと考えている人は投資全般的に難しいです。
ただ、メリットでも上げたように元本割れする可能性を低くする方法として、インデックス投資で長期間の運用を行えれば、過去のデータになりますが元本割れする可能性を低くできます。

元本割れする可能性を低くするためにも、若いうちから少額でもインデックス投資を始めることをおすすめします。
インデックス投資と投資信託

インデックス投資を用いた投資信託をインデックスファンドと呼びます。
投資初心者にはインデックスファンドで定期的な積立投資をする方法がおすすめです。
そんなインデックスファンドについて解説していきます。
インデックスファンドとは?

インデックスファンドとは、多くの投資家から集めた資金をまとめて、投資の専門家である運用会社が国内外の株式や債券などに分散して投資を行い、インデックスに沿った運用を目指す「金融商品」です。
投資初心者にとても有効な「つみたてNISA」で利用できる投資信託にも大きく「株式だけ」「複数の投資方法を合わせる」の投資対象が異なるものや、「インデックス」「アクティブ」の運用方法の違いがあります。
株式のみ | 国内・海外の株で運用 | ハイリスク |
複数組合せ | 株+α(債券・不動産など) | ローリスク |
投資対象は「株式のみ」と「複数組合せ」を比べた場合、「株式のみ」の方がハイリスクなります。
「複数組合せ」の方は組合せの種類や割合によって、ばらつきがあるものの株式のみよりはリスクが分散されてリスクを抑えています。
インデックス | 日本の日経平均や米国S&P500などの指標の動きと合うように運用 |
アクティブ | インデックスの指標以上の成績となるように運用 |
運用方法は「インデックスファンド」と「アクティブファンド」があり、「インデックスファンド」 は日経平均や米国S&P500などの指標の動きに合わせるような運用を目指します。
「アクティブファンド」は日経平均や米国S&P500などの指標以上の成績となるような運用を目指しています。
一時的には、「アクティブファンド」の方が利益が多くなることがありますが、長期間で見た場合の運用成績は「インデックスファンド」の方が、多くのケースで優っています。
インデックスファンドのメリット

- インデックスファンドを買うだけで分散投資ができる
- 投資信託の中でも信託報酬などの運用にかかるコストが低い
- 少額から取引を始められる
少額で分散投資
インデックスファンドでは、目標とする株価指数に組み込まれている銘柄と似たような構成になります。そのため、1口や少額でもそれに組み込まれている銘柄に分散して投資していることになります。
沢山の資金が無くても、インデックスファンドを購入することで結果として分散投資ができる様になります。
運用にかかるコストが低い
インデックスファンドでは、目標とする株価指数に組み込まれている銘柄と合わせることで同じようなな動きになるため、複雑な運用が行われないため、運用にかかる経費(信託報酬)が他の投資信託やアクティブファンドよりも低く設定されています。
長期間の運用を前提として投資を行う場合は特に経費(信託報酬)が低ければ低いほどトータルリターンへの影響が小さくなります。
少額から取引ができる
インデックスファンドでは、100円から購入が出来るものが多くなっています。
証券会社のページなどでは数千円~数万円まで幅広い評価額として表示されていますが、投資信託の評価額は1万口あたりの金額が表示されています。
表示される評価額が最低必要な金額ではなく、基本的に1口=1円といった形で購入できます。

多くのお金を必要とせずに100円~投資が始められるため、初心者にとっても始めやすい投資方法です。
インデックスファンドのデメリット

- 一定の運用コストがかかる(信託報酬など)
- 短期間ではリターンが得られない可能性が高い
投資信託では経費が掛かる
投資信託では、プロに運用を行ってもらうために信託報酬と呼ばれる経費が発生します。
信託報酬は別途で支払うものではなく、評価額を算出する際に信託報酬分の経費が考慮されて算出されます。
インデックスファンドを選ぶ際は、信託報酬(経費率)が年間で「0.2%未満」のインデックスファンドを基準としてもらえれば大きな問題はないです。
短期間で増やしたい人には向かない
インデックスファンドはインデックス投資を用いた投資信託になるので、インデックス投資のデメリットでも上げたように短期間で儲けたいと考えている人向きではないです。

「つみたてNISA」を利用して運用益を非課税にして、信託報酬が引くインデックスファンドを選ぶことで、長期的な資産形成を有利に進めていくことをおすすめしています。
まとめ

- つみたてNISAで長期保有のインデックス投資がおすすめ!
「つみたてNISA」で利用できる投資方法は投資信託に限られていますが、投資信託の中でも投資対象や運用方法の違いがあります。
その中でリスクはありながらも長期保有を前提とした投資として、インデックス投資を用いた「インデックスファンド」を投資初心者にはおすすめします。
投資の始め方シリーズは▼のページになっています。
今回の「投資信託とインデックス投資」に続けて参考にしてもらえればと思います。
- 投資の始め方は?証券口座とNISAについて【初心者は何から始める】
- 投資の始め方は?投資信託とインデックス投資【初心者は何から始める】
- 投資の始め方は?つみたてNISA対象商品【初心者は何から始める】
- 投資の始め方は?証券会社の選び方ポイント【初心者は何から始める】
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投資はリスクを伴う行為であり、リスクを十分に理解して自分の判断で決めましょう。投資は自己責任です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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