投資の始め方は?証券口座とNISAについて【初心者は何から始める】

投資の始め方

投資を始めるには何から始めればよいのか?何を調べればよいのか?投資初心者の多くの人がこう思っていると思います。実際に私もでしたので私が投資の始め方として調べたことをまとめています。私自身が感じたことも合わせてお伝えできればと思います。

※私個人が調べた内容や個人の感想のため正確性に欠ける可能性があります。投資を始める際には当サイトの内容をうのみにせず、ご自身で調べ直すようにお願いします。

スポンサーリンク

投資の始め方は?証券口座とNISAについて【初心者は何から始める】

証券口座選びのポイント
  • 証券口座は特定口座(源泉あり)の一択
  • 投資初心者が始めに利用する非課税制度はつみたてNISAがよい

証券口座とは資産を運用するための口座になります。

株式・債券・投資信託などの金融商品を売買するためには証券口座が必要になります。

投資を始める前に知っておいた方が良い事として「証券口座の種類」と「非課税制度」になります。この2つの内容について細かく解説していきます。

証券口座の選択で確定申告の有無や、投資での利益に対して非課税となる制度を利用することで、効率の良い運用を長期間続けることが資産形成のスタートになります。

とりあえず投資を始めて見ることは大切ですが、スタートから躓くことで投資をやめてしまったり、興味が薄まったりしない様に最低限必要な知識として覚えておくといいと思います。

投資を始める事前知識

証券口座には「特定口座」と「一般口座」を選択することができます。

多くの人が「特定口座(源泉徴収あり)」を選ぶと思いますが、なぜ「特定口座(源泉徴収あり)」を選ぶのか、自分に適しているのか など証券口座の種類について解説していきます。

投資を始める事前知識① 証券口座の種類

特定口座(源泉あり) 証券会社が取引にかかる売買価格や損益を計算 確定申告不要 
特定口座(源泉なし)証券会社が取引にかかる売買価格や損益を計算確定申告必要
一般口座自分で売買価格や損益を計算確定申告必要

証券口座の種類としては「特定口座(源泉あり)」「特定口座(源泉なし)」「一般口座」の3種類があります。

株式の売買益、配当金、投資信託の売買益といった投資に対する利益には、「所得税:15.315%」「住民税:5%」「トータル:20.315%」の税金がかかります。

証券口座に種類があるのは、金融商品の売買で得た利益をどのように申告して税金を納めるかにより、口座の仕組みが異なるからです。

大きな違いとしては「損益計算の実施」と「確定申告の要否」になります。

損益計算の実施

損益計算を証券会社が計算する「特定口座(源泉あり)」「特定口座(源泉なし)」と、自分で計算する「一般口座」に分かれています。

「一般口座」では証券会社から年間取引報告書が交付されないので、自分で売買の損益を計算して確定申告をする必要があります。

「一般口座」でも、証券会社にある売買取引の記録や損益は参照することはできますが、事務作業の負担を考えると「一般口座」を選択するメリットはないといえます。

確定申告の要否

確定申告が不要な「特定口座(源泉あり)」と、自分で確定申告が必要な「特定口座(源泉なし)」「一般口座」に分かれます。

普通のサラリーマンであれば普段は確定申告が不要ですが、わざわざ確定申告が必要な「特定口座(源泉なし)」や「一般口座」を選ぶ必要があるのでしょうか。

それは「他社の証券口座と損益通算したいとき」や「損失の繰越控除」が必要になるよう場合に確定申告が必要になります。

しかし「特定口座(源泉あり)」でも、「他社の証券口座と損益通算したいとき」や「損失の繰越控除」を行いたい場合は確定申告をすることで還付されます。

とりあえず始めて見ようと思っている方や少額から始めて見たいと思っている方は 確定申告が不要な「特定口座(源泉あり)」を選択しておけば問題ないと思います。

投資を始めてから徐々に投資や税金の知識を付けていって、確定申告を行った方が良いケースになった際に証券口座の種類や、新しい別の証券会社について再度検討すればよいと思います。

私のような一般的な普通のサラリーマンとしては「特定口座(源泉あり)」の一択です。

スポンサーリンク

投資を始める事前知識② 非課税制度の種類

NISA株式・投資信託等を年間120万円まで可最大5年間非課税
ジュニアNISA株式・投資信託等を年間80万円まで可最大5年間非課税20歳未満
つみたてNISA投資信託を年間40万円まで可最大20年間非課税
iDeCo投資信託を年収などに応じた上限まで可 原則60歳まで引出不可積立金額が所得控除対象

2022年5月時点で非課税制度はNISA制度の「NISA」「ジュニアNISA」「つみたてNISA」3種類と確定拠出年金「iDeCo」のトータル4種類があります。

NISA では年間上限金額まで対象の株や投資信託に投資が出来て、最大の非課税期間中に発生した利益に対しては非課税となる制度です。

NISAは3種類のうち1つのみ利用が可能なため、自分の貯蓄や投資に回せる金額に応じて利用するものを選択する必要があります。

NISA や つみたてNISA など年間非課税額があるため年の途中で つみたてNISA を利用する場合は40万円を12か月で積み立てるより多くの金額が必要になる点については注意が必要です。

利用枠をすべて使い切ることで最大限の恩恵を受けることは出来ますが自分の状況により無理のない範囲で積み立てを設定すれば問題ないと思います。

例)つみたてNISAの場合
  12か月×3,333円=40万円のところ、5月から開始の場合は8か月×5万円=40万円となります。

NISA制度表
金融庁ウェブサイト (https://www.fsa.go.jp/rules/index.html)

iDeCoでは自分の年収などに応じた年間上限金額まで対象の投資信託に投資が出来て、投資した金額の全額が所得控除の対象になるほか、発生した利益に対しては全額非課税となります。

ただし原則60歳まで引出が不可なため本当の余剰資金で始めることをおすすめします。また、給付時には税金がかかる場合があります。

NISAの中で複数を並行することは出来ませんが、NISAとiDeCoは並行して実施できるため投資に回せるお金に余裕がある方は積極的に利用していくのが良いと思います。

NISAについては投資を始めようと思っている方で少額からと考えている方は「つみたてNISA」で、ある程度投資に回せる金額に余裕がある方は「NISA」を利用してみるのが良いと思っています。

2022年8月に金融庁が提示したNISA制度の拡充要望についての詳細はこちらになります▼

スポンサーリンク

まとめ

本日のまとめ
  • 普通のサラリーマン「特定口座(源泉あり)」で十分
  • 可能な投資額や環境から非課税制度を選択しよう

証券口座は複数の証券会社で開設することが出来るので、まずは投資を始めて行うのであれば「特定口座(源泉あり)」で十分です。もう少し知識をつけたあとに確定申告したほうが税金で支払た分の一部が還付されるなど自分で確定申告した方が良くなるタイミングで再考すれば良いかと思います。

非課税制度としては年間非課税枠を可能な限りフルで使った方がお得ではありますが無理をせずコツコツ積み立てることの方が重要だと考えています。自分が投資できる金額と相談してもらえればと思います。

投資の始め方シリーズは▼のページになっています。
今回の「証券口座とNISAについて」に続けて参考にしてもらえればと思います。

投資の初心者に始め方を完全解説したページはこちらになります▼

投資はリスクを伴う行為であり、リスクを十分に理解して自分の判断で決めましょう。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました